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内容説明
僕たち、もう無駄に迷うのはやめにしよう。
組織のゴールを達成するという役割を果たさなければならないときに、不完全な僕らが使うべき道具が、判断(Judgment)と決断(Decision)。
判断の基準は、正しいか正しくないか。決断の基準は、強いか弱いか。さらには、早いか遅いか。そして、両者は時間軸で分けられる。判断とは、過去の事象について評価すること。決断とは、未来の事象について方向性を打ち出すこと。
ラグビー大学選手権で早稲田を二連覇に導いた若き智将・中竹竜二が明かす今までになかったリーダーシップ論。
※本書は2011年3月に東洋経済新報社より刊行された『判断と決断』を電子書籍化したものです。
目次
1 僕らを混乱と不安から救い、未来へと導く判断と決断という道具
2 正しい判断は、大量かつ多様な情報の収集から始まる
3 情報の山を仕分けて判断。そこに「冷静」がやってくる
4 考え抜いて強く決断する。気付くと「興奮」の只中にいた
5 どう動くのか。何を言うのか。ストーリーとシナリオが決断を実現に導く
6 現場で起こる「想定外」に対峙する瞬時の決断。それを支える直感
7 判断と決断は、結局、組織マネジメントのフレームワークである
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book_Meyer
3
この本をひとことで言うと 「判断と決断の積み重ねが組織やチームを作っていく」 私は今まで、「判断」と「決断」を区別して使っていませんでした。おそらく無意識にこれらを使っていました。本書では明確に区別し、それぞれの意味を示している所が勉強になりました。 2019/05/16
読書太郎
2
○判断 過去から現在に起こった事柄が混沌としているとき、整理するもの 過去から現在までの様々なデータ、情報を集めることが重要 ○決断 未来に起こり得る事象に対して下すもの 決めたゴールに向かって踏み出し、ぞつげんするために行動すること 強く決断するために、覚悟を決めること 判断した材料を一つとして、一歩を踏み出すこと 2021/05/08
モンジャ
2
オーディオブックにて。なんでしょう、僕はこの方というかラグビーの事をほとんど知らないんですが、ラグビーに例えた話というか、ラグビーの話が全く入って来なくて困りました。内容としてはチーム論や目の前の事よりゴール設定をきちんとしよう、みたいな内容なんです。ラグビーの事がわかる人にはきっと凄く響く内容だと思います!2021/04/16
よゆめ
2
「勝てなかったやつはダメ。それはこのチームにいて、このゴールを目指していたときの限定された価値観だと理解させる。自らの決断の失敗に、メンバーの一生を巻き込んではならない。メンバーが生きていく道のりに、影を落とすことになってはならない。」 なかなか分かってもらえないけどね。すぐには。。。2020/08/25
teruterubozet
2
未来の解を探すより解を創ること。未来への決断 過去の事実は変えられないが、解釈は変えられる。過去への判断2020/08/20