内容説明
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ダダ詩・象徴詩・生活をキーワードに、詩や文章を検討、同時代の文脈を掘り起こし、中原中也の詩精神の拠を探る。詩人として出発した1924年から、第一詩集『山羊の歌』の編集を開始する1930年までを対象とし、その詩精神の展開を追う。
目次
第1章 ダダ(ダダイストという呼び名
ダダ詩の構成
ダダイストとセンチメンタリズム
ダダイストの恋
ダダの理論)
第2章 象徴詩(象徴詩との出会い
富永太郎
小林秀雄
象徴とフォルム)
第3章 生活(一九三〇年頃の中原中也と「生活」
読書と生活)
終章 規則正しい生活
付 「芸術論覚え書」について