内容説明
はたしてマンガ家は儲かる職業なのか? ページ、8万円という作家もいれば、ページ5千円にもならない作家もいる!どうすれば儲かる作家になれるのか?苦節30年、孤高の作家、ひさうちみちおが初めて明らかにする、当世マンガ家経済事情!
目次
第1章 マンガ家以前の僕
第2章 僕と「ガロ」
第3章 東京時代
第4章 食えるようになった時代
第5章 マンガ家として生きること
第6章 マンガのリアリティってなんだろう
最終章 だからビンボーって…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵具巻
5
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/12
starfish
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作者は想像通り理屈っぽい。そして芸術や表現というものと真面目に正対している。そして正論ほどアナーキーなものはないのである。作中、マンガ学部准教授としての経験に基づいて何度も繰り返して語られるのは「自己のリアリティ」のない作品はダメということ。作者は妄想や逃避を否定しているわけではないので「切実さ」と言い換えてもいいし、巻末解説によれば「生活感」である。それを得心すれば誰しも「クールだ貧乏!」と言いたくなるであろうし、それこそがマンガの経済学である。2015/12/27
とんび
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ぜんぜん経済学じゃねー。ガロと貧乏話。漫画はメジャーだけじゃなくて、色々自由なんですよー、という。ひさうちみちおさんの漫画読んだのは、多分初めて。ちょっと説教臭つよくて好みではない。2011/05/22
じみへん
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漫画の経済学という題名だが、ほとんど経済学には関係ない話ばかり。「ガロ」万歳話が中心。2011/05/20