内容説明
いまアフリカに、世界中の熱い視線が注がれている。「大虐殺の地」ルワンダは「アフリカのシンガポール」を目標に急成長。マサイ族の生活も携帯電話の普及で一変した。タンザニアやボツワナは、資源をテコに「中進国」への戦略を描く。不幸な歴史に苦しめられてきた豊かなる大地で何が起きているのか。大反響を呼んだNHKスペシャル「アフリカンドリーム」の取材チームが深層に迫る。
目次
第1章 携帯電話を駆使するマサイ族―ケニア、ウガンダ
第2章 「悲劇の国」が「奇跡の国」に―ルワンダ
第3章 中国企業アフリカ進出最前線―エチオピア、ザンビア
第4章 地下資源はアフリカを幸福にするのか―タンザニア、ボツワナ
第5章 経済が破綻した国の日常―ジンバブエ
第6章 「格差」を経済成長のドライブにする国―南アフリカ