ハーレクイン カサブランカの夜に

著者名：オリヴィア・ゲイツ【著者名】/井上きこ【翻訳者名】

ハーレクイン（2021/02発売）

• ISBN：9784596221506

内容説明

世界各地に飛んで医療活動をおこなう“★空飛ぶ病院/ジエツト・ホスピタル/”。外科医のカサンドラは、あらゆる国で人々を救うその組織に参加した。この医療チームが医師として新たな人生を踏み出す第一歩になる。カサンドラは希望に燃えて、マドリッド空港で仲間を待っていた。でも、まさかチームのリーダーが、よく知るあの男とは思わなかった。ヴィダル――十三年間、私の家族を利用しつづけ、逃げ出した男。恵まれない家庭で育った彼を、父が引き取り、医師にまでしたのに、ある日、カサンドラの前から姿を消した、彼女のヒーロー……。いいえ、今は高額な美容整形で大儲けをしている卑劣な冷血漢！その彼がなぜここに？　不意にカサンドラの胸に、十六歳のときの、忘れられないパーティの夜の出来事がよみがえった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは彼女の医療現場を描いたロマンスをお届けしています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[沙月]

手の込んだ設定が面白い作品。ただ、もっと腰据えて書いていれば、中身の濃いドラマチックな物語になったと思う。ハーレクインの規定(？)頁数では到底足りない。この4倍のボリュームで展開するに足る設定だし、そうすればもっといい物語になったと思えるゆえに何となく残念な気分になった。

2011/03/16

[Mari]

★★★

2011/12/24

[みろん]

少女の頃から慕っていたヒーローに捨てられたと思っている女医と、13年前にヒロイン家族に里子でもらわれた過去を持つ外科医とのロマンス。　好きだからこそ振り向いて欲しくて意地悪をしたヒロイン。　ヒロインの突っ掛りがちょっと苦手…。　

2011/05/19