内容説明
足利義昭を京から放逐し、織田信長が天下人となった。幕府御用絵師として将軍家に代々仕えていた狩野家では信長に絵を献上することにし、四代目を継ぐべく若手絵師の源四郎に選定を託した。源四郎は、無謀にもかつて足利義輝に注文された屏風絵を信長に献上することに決めるのだが――(「花洛尽をあの人に」)。戦国の世、歴史に埋もれた人間模様を描いた傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪魂
12
岩井さん初読み。最初は狩野一族と信長との関係を、それこそ「火天の城」みたいに読ませてくれる本なんかなあって読んでたら、結局ぜんぜん設定が別の7つの短編集。んじゃ、最初の屏風絵のオチが不思議系やったから、「面妖」ゆうのはそれ系ばっかり集めてるんかなっておもったら、そーでもなく、戦国期の大野修理亮や信長狙撃した杉谷善住坊、名もない地侍などの人間模様描いた歴史もんばっかりやった。人間臭さはええねんけど、やっぱ司馬さんとかの方がワクワクするかなあ…2018/02/25
rakim
2
戦国時代。どんな脇役でもそれぞれが持っている人間的な意識。「馬鹿な上司持ってると、やってられんなー」と思ったかどうかはわからないけれど(笑)。2011/12/04
takao
1
歴史のわき役または登場しないような武士(侍)の生きざま2011/04/04
助福猫
0
30点2015/01/05
助福猫
0
45点2012/09/09
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