内容説明
頑張っているのに「ちっとも楽にならない」、「しあわせになれない」と感じている人が多い。この10年、時代は女性のいる場所を楽にはしてきたけれど、同時に家族や結婚、生き方や働き方をめぐる現実も大きく変化を始めている。「結婚したらしあわせ」は、もう、ない。これまで信じてきた「しあわせなライフコース」は通用しない時代に、私たちは生きている。自分らしくしあわせに生きるにはどうしたらいいのか。新しいしあわせのスタンダードを考えていく。
目次
はじめに
第1章 「女のしあわせ」はどこにあるのか?―――2人に一人は独身? 激変をはじめた「しあわせの形」
第2章 「女のしあわせ」はどこから来たのか―――あなたの中に埋め込まれている、母親世代のしあわせの記憶
第3章 「女のしあわせ」はどこに行くのか―――生きにくさの時代を作る情報化社会
第4章 「本当にしあわせになる」ための10のヒント―――これからの時代を生きる女性たちへ
第5章 「新しいしあわせのスタンダード“3S力”」のススメ―――分け合い、育て、住まう力と、それを支える社会を
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
15
《私‐図書館》「結婚したらしあわせ」はもうない。衝撃的なフレーズとともに実感することばかり。でも、幸せになるぞ。2011/06/28
さなごん
3
何で?と思ってきたことに答えが見つかる1冊だった。3Kから3Sや最後の10箇条など今の私にとって必要な情報だな。結婚したからって幸せになるわけじゃない、できる人がマスコミで取り上げられるとその人と自分のできないところを比べて落ち込む人が出てくるなんて私に当てはまりまくりだなと思った。2012/07/31
ベージュカピバラさん
3
レビューに目からうろことあり興味を持って読みました。ホントに目からうろこでした(^_^;)結婚・子供・家庭が女性の本当の幸せではないと。それは社会から刷り込まれた概念でしかないのだということ。この50年間の社会の変遷から結婚、女性の生き方、主婦の存在を書いてあり、そういえばそんなこと考えてもみなかったな・・。なんて。賛否両論あると思いますが女性も男性も一読してみてもいいのでは・・?と思える本です。短いですしね。2012/03/23
yamaneko*
3
あまりピンときませんでした。しあわせ感は個人のマインドで感じるものだと思うので。世代別のステレオタイプな“しあわせ感”分析に終始しているように思います。2011/06/03
Honesty
3
女のしあわせとは何か?それを真正面から突き詰めて考察された本。現代社会の女性のしあわせの形は3K=結婚・子供・家庭というステレオタイプな価値観なのか。また天海祐希のように仕事も家庭も両立しなおかつ綺麗な女性が理想像なのか。筆者はこれを否定し、しあわせのカタチは、自分で稼げる経済的な基盤を前提にした、その人の心の中にあると強く主張している。誰かとつながっていて、人生を分かち合えたり、健康で笑っていられることがしあわせなのだというくだりはとても共感。僕は男だけど単純に読んでよかった。2011/05/20
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