内容説明
宮之原警部も筋読み不能!? 難事件の意外な結末とは――。警察庁広域捜査室長の小清水峡子が、伊豆高原に住む万華鏡作家のアトリエを訪ねた夜、そこから仏像が盗まれた。奈良県の室生寺の十二神将のひとつ伐折羅(ばさら)によく似た古い像で、内部に万華鏡が組み込まれたもの。数日後、その仏像を盗んだと思われる男が生駒山の暗峠(くらがりとうげ)で殺された。男は仏像を峠近くの新興宗教本部に七千万円で売りに来たという。その連絡を受けた宮之原警部は峡子と捜査に乗り出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅茶派
1
木谷作品番号、126番。工房作品だそうです。木谷さんが亡くなって、工房の皆さんはどうなったのでしょうかね。 物語は、なんだかバタバタと終ってしまい、よくわからないまま終了。すっきりしない終わり方でした。 宮之原警部は禁煙中。2021/09/05
一五
1
登録 シングルだ! ほとんど懐かしい 宮之原警部。この巻では缶ビー持ってない、禁煙中。2018/02/23
にしき
1
シリーズ二冊目。もしかしてこのシリーズはすべてアジア系の宗教が絡む? 前に読んだ方がシリーズの雰囲気を感じました。こっちの方が読みやすかった気がします。あと「そんな終わり!?」とポカーンとしました。良くある?2015/05/01