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内容説明
「ここにきて、日本の社会は行き詰まりになったのです。いくらがんばっても、百頭の牛を百五十頭にできなくなりました。泥沼と同じで、がんばればがんばるほど、ますます苦しくなります」(本書「まえがき」より)。これを読んで「たしかにそのとおり」と思った人は少なくないはずです。さらに著者はこう続けます。「では、どうすればいいですか? どうすれば、『のんびり、ゆったり』としたほんとうの喜び、本物の人生の幸福を味わうことができるでしょうか?」本書では、努力は『いいかげん』に 過去を反省しない、未来に期待しない ただひたすらにお茶を飲む時間を持つ 「おいしいもの」を食べるより、「おいしく」ものを食べるなど、「あくせく、いらいら」の人生をやめ、「のんびり、ゆったり」とした人生を送るための72のヒントを紹介。仏教思想に基づく意外なアドバイスを読んでいくうちに、こころが不思議と穏やかになっていく1冊です。『「いいかげん」のすすめ』を再編集。
目次
第1章 「あきらめ」のすすめ―思うがままにならないことを、思うがままにしようとしてはいけません(あきらめ―ものごとの本質を明らかにする 人事―人間の努力と天命・神の意志は無関係 ほか)<br/>第2章 希望を持つな―未来を悩まず、今日を楽しく熱心に生きればいいのです(唯我独尊―欲望を否定すれば自由になれる ご利益―神仏を信ずることが「救い・よろこび」 ほか)<br/>第3章 「いいかげん」のすすめ―がんばってはいけません。ゆったりと人生の旅を楽しみましょう(中道―努力も怠惰も「いいかげん」が大切 平常心―いざというときのために平生を大切にしておく ほか)<br/>第4章 「ご縁」を大切に―この世にはほとけさまがお考えになったいろんな配役があるんです(縁―人間は不完全。補いあって生きてゆこう 〓(そっ)啄同時―相手と呼吸がぴったり合うのは大事。だが気楽に考えよう ほか)
感想・レビュー
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KAKAPO
退院した雨巫女。
ともとも
百栗豆茶
よし