熱砂の花嫁本編

著者名：リン・グレアム/藤田和子

SBCr（2012/11発売）

• ISBN：9784596952943

内容説明

ティルダは母の話に愕然とした。知らぬ間に母が巨額の借金を抱え、この家も立ち退きを迫られているなんて！　しかも借金の相手はバカール王国の皇太子ラシャド。２度と会いたくない、かつての恋人。彼はベッドをともにしないティルダをあっさり捨てた卑劣な男なのだ。それでもなんとか返済を待ってもらおうと面会に行くと、彼はティルダの全身に冷たいまなざしを這わせて言い放った。「君が提供できるものでぼくが欲しいのは、君との情事だけだ」と。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふくちゃん]

内戦が終戦して間もなくだった事もあり、ﾋﾛｲﾝとの結婚を許してもらえなかったﾋｰﾛｰ（皇子）。父親からふしだらな女だと騙され二人は別れる事になる訳だが、ﾋｰﾛｰ何だか情けないﾔﾂだ。数年後、ﾋﾛｲﾝは母親が昔の恋人だったﾋｰﾛｰから借金をしている事を知り再会する。この母親ﾊﾞｶ過ぎて呆れた。それにﾋｰﾛｰの父親もおかしい。自分が結婚を許さなかったくせに、数年後、自分からﾋﾛｲﾝとの結婚を薦めるとは何で？しかも親書でﾋﾛｲﾝに「どうか許してくれ」とは何たるﾔﾂ！親書を個人的な事に使うな！と言う訳で☆1つ

2012/09/08

[森のウサ子さん]

電子書籍にて。再読。初読で昔昔にガラケーのコマ送りで読んだんだ時にはもう少し面白かったような記憶だったのに、王子ってこんなダメ男だったっけ？？って感じ。ヒロインが菩薩か観音様かっていう慈悲深さなので、確かに「あなたは私に値しません」っていうヒロインの置き手紙は真理だな。

2018/02/22

[ぱやん]

ずっと積んであったのをようやく読了。相変わらずエロくなくていいなあ(^^)

2011/06/04

[まるー１]

ヒーローがヒロイン好きすぎて可愛すぎる（笑）ヒーローが必死こいて許しをこうのがいいですな。藤田さんの後書きのヒーローがドＳじゃなくて、ドＭじゃないの説は納得（笑）

2011/02/07

[うさみみ]

s147

2019/06/20