ハーレクイン 愛と怖れ

著者名：ヴァイオレット・ウィンズピア【著者名】/平敦子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596933539

内容説明

フリーランスの個人秘書であるダナの新しい雇主は、世界的映画スターとして活躍した大女優セラフィーナ・ネリ。引退後はローマ郊外の丘のヴィラでひっそりと暮らしている。ヴィラに住むのはセラフィーナが若くして産んだ息子アドーネと、彼女が絶大な信頼を置くイタリア人のボディガードだけ。そのリックという男を紹介された瞬間、ダナはおののいた。昨日、コロッセオの前で衝撃的に出会った、あの魅力的な人！同じホテルに泊まっていたのが縁で話がはずみ、今朝の朝食を共にする約束をしたが、現れなかったのだ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[沙月]

初出は1981年とあってかなり古い作品ですが、実に考えさせられる物語。読みながら「愛」とは一体何なのか考えてみるのも一興かと。それはそれとして、物語の面から見ると、読んでいてかなり苦しくなるお話しです。表面だけ見ていれば、ヒーローの言動に「なぜ！？」のオンパレードでしょうが、ちょっと違う位置から見てみると、1/3くらい読んだところで物語の最後に明かされるオチがいくつか予想できます。が、早い時点でいくつかの予想が立てられるのに、最後まで読まないとどれが当たりなのかがわからず、やきもきする羽目にｗ

2011/04/09

[oneoeight]

人殺しで引退した女優の愛人だと噂のボディガードヒーローに惹かれていくヒロイン。彼が誰よりも雇い主女優を優先するとわかっちゃいるけど、心傷付くヒロインに　そんなヤツやめちゃいな＼(○｀ε´○)とつぶやいた。ヒーローもそれが分かってるからヒロインを深入りさせないように鉄の意思で退けてはいるんだよね・・・。でも、なんか納得できないような・・・大人なお話（‐”‐；）息子の反省なしに怒り度☆５、また読みたい度２０％

2011/02/22

[ライム]

無駄に分厚いロマンスより超ドラマティック。そして広げた風呂敷をちゃんと畳んでくれるラストに感動＆納得。ウィンズピアはやっぱスゲーのでした。

2011/02/11

[くろうさぎ]

一世を風靡した女優が自叙伝を書くので、イタリアにやって来たヒロイン。女優のボディガードであるヒーローと出会ってしまう！なんか禁断の愛っぽくかかれてます。しかし、この女優の息子がとんでもないことに・・・・。事情が事情とはいえねぇ・・・・相手のお嬢さんに幸福がありますように・・・！って感じだわ～～～

2012/01/23

[Mari]

★★★

2011/12/17