角川文庫<br> ささやかな永遠のはじまり

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角川文庫
ささやかな永遠のはじまり

  • 著者名:盛田隆二【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043743063

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内容説明

園田花織は出版社で編集総務を担当する25歳。新雑誌の創刊準備に迫われながらも、大手電機メーカーに勤める岡島との結婚を控え、公私ともに充実の毎日を過ごしていた。しかし、挙式直前に岡島の女性問題が発覚、絶望のなか花織は別れを決断する。悲しみを忘れるべく仕事に打ち込むなか、花織は新雑誌の編集長、白石の優しさに癒され、そして恋に堕ちていく―。ベストセラー『夜の果てまで』の著者が描く、切なく狂おしい“純愛”傑作長編。

※本作品は、二〇〇七年十月に小社より刊行された単行本『幸福日和』を改題し文庫化されたものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

57
読みながら何度も再読のような気がしたのは、白石一文さんの小説に内容が似てるから?温泉での濡れ場シーン、まったく同じシチュが白石さんの小説に絶対あった。(タイトル思い出せず)ふたりが惹かれあっていく様は、確かにぐっとくるものがあったけれど、あまりに男性に都合よすぎます。主人公の奥さん、そして柴田女史がかっこよかったのが救い。2014/03/31

まさきち

55
なんだかきっかけもなく全ての出来事が訪れたような話。だからこそ日常と重なり合いすらすらと読み進めていったような一冊。それゆえに印象にも薄いと感じた読後感です。2018/07/13

きのぴ

22
やっぱり盛田さんが書く恋愛小説好きだなぁ~。恋愛小説というか不倫小説だから受け入れられない人も多いと思うけれど、私はとても面白く読んだ。胸キュンしたり切なくなったり、感情を揺さぶられた。盛田さんの他の作品もたくさん読みたいなぁ~2017/01/04

なつ

21
人を好きになることは理屈ではないし、好きになってしまったら、もうどうしようもない。人の気持ちは縛れるものでもない。好きになる瞬間というのはささいな事なのかもしれないなーと思った。確かに二人にとっては純愛で、切なくもあり、ささやかな願いの始まりだったのだと思う。(ただ、読む人にとっては意見が真っ二つにわかれそうな気がする。)2016/07/10

速読おやじ

17
ジャンルとしては不倫小説?これはドロドロだーと思いきや、物語は意外な方向に。語っているのが女性側ではあるが、男性目線、女性目線、色々と読者は感じることあるだろうなあ。私は不倫というものをした事がないので(いや、できなかったので(笑))、話の展開が分かりません!!タイトルと装丁が素敵で騙されます^ ^2021/10/26

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