巻き込む力 すべての人の尊厳が守られる世界に向けて

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巻き込む力 すべての人の尊厳が守られる世界に向けて

  • ISBN:9784093881654

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内容説明

弁護士土井香苗の世界を変える巻き込む力!

朝日ニュースター『ニュースの深層』ニュースキャスターとして活躍し、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表・弁護士の土井香苗氏は最近新聞、雑誌、テレビなどマスコミで頻繁にクローズアップされるようになり、その活躍の注目度はますばかりです。東大三年時に当時最年少で司法試験に合格しながらも、いわゆるエリートコースを進むのではなく、世界各地で人権侵害に苦しむ人々を救うことを生業と決心。あらゆる不可能を可能にしていくたいめの自分ルールを模索していく姿は読者も自然にその行動力に巻き込まれていく力を備えています。自分を信じて強い思いを持って突き進んでいけば、周囲の力を巻き込む力が生まれてくることがわかる一冊です。才色兼備の土井氏の生き方は次世代の読者にも刺激を与え、視野を広げていくきっかけになるでしょう。本誌は土井氏の信念を支える強さとしなやかな感性を持つ人間的魅力を伝えながら、学びの先にある「人としてどう生きるべきか」という問いを読者に投げかけ、考えを深める内容になっています。

目次

第1章 自己形成期―子ども時代の私 未来の夢と親との葛藤(小学校時代の私―自我の目ざめ;未来の夢を見つけたころ ほか)
第2章 転換期―家出と司法試験受験 そしてアフリカへ(家出で見つけた自由と力;司法試験とピースボート ほか)
第3章 充実期―修習生時代から弁護士として 正義を貫く活動(運動実践の場となった司法研修所;正義感を支えにキャリアを積む ほか)
第4章 飛躍期―アメリカ留学とヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表としての今(ニューヨーク大学法科大学院へ;ヒューマン・ライツ・ウォッチ ニューヨーク本部に勤務したころ ほか)
国際人権をよりよくご理解いただくために(ビルマ(ミャンマー)の人権
イランの人権 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

46
「~力」ブームに乗って読んだら著者の個人史だった。主観的エピソードを「ふんふん」と聞いているより、昨今では統計データの方が圧倒的にためになることが多い。章立ても著者の自分史。そう言えば、うちのおじいちゃんもおじさんも、先生も齢を重ねると男の人は自分史を書いて読んでもらいたがる習性があるので周囲は困る。本人以上に照れる。この本の著者は女性だが人生きっとがむしゃらに頑張ってきたんだね~書いたからには出版!はい、読ませてもいただきました。他人の自分史を読まされるの疲れた~ヾ(*゙゙ε゙゙*)2015/06/06

ねお

14
司法試験合格後,エリトリアに一年間単独で渡り,法制支援をしたという経験に驚く。帰国直前に独裁国家化し,当時支援した法律が施行されなかった経験から,ODAを含め,支援した内容がどのように政府側に使われていくのかについての関心が必要という。権力から一定の距離をとった上で世界中の人権問題に取り組むという選択に尊敬の念を抱く。日本では世界の人権問題があまり報道されないため,私も無知であるが,昨今報道されているミャンマー(ビルマ)の問題や国際法についても簡単な説明があり,国際的人権課題に関心を向けることができる。2021/03/04

Tomoko

1
○○力というタイトルに惹かれて読み始めたら…違った。内容としては、サクセスストーリーっぽく、グローバルに活躍する女性のガンバる姿が見えてくる。フツーに行けていける今に感謝しなくては、ですね。2014/11/19

ひろ☆

1
桜蔭から東大法学部に進学。弁護士になり、人権を守る生き方を選んだ彼女の人生があっさりと書かれている。2012/07/13

クウチャン

1
すごく偉い女性の物語、尊敬します。70点。2012/03/17

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