内容説明
脳科学者の茂木健一郎氏が、13歳から15歳のこどもたち600人の疑問に答えます。
大人が読んでも興味深く納得。素朴な疑問から、少し答えにくい問題、難しい問題もやさしく解説。
脳科学者ならではの、心に響く回答が子供たちに生きる力を付けてくれます。
目次
第1章 何のために勉強するんですか?
第2章 どうすれば頭がよくなりますか?
第3章 数学を勉強する必要はありますか?
第4章 人はなぜ恋をするのですか?
第5章 東大に行くといい人生が送れますか?
第6章 英語は話せた方がいいですか?
第7章 日本はこれからどうなるのでしょう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
10
図書ボラの先輩が、「孫に『ひとつのことを続けるのは大事だ』と話したら、『おばあちゃん、それは昭和の価値観だよ』と言われて…」と話しておられたが。。。著者が繰り返し言うように、今の子どもたちは、第二の明治維新ともいえる激動の時代を生きているんだ。価値観のちがいに戸惑ってばかりはいられない。変えるべきところは変えていかねば。しかし、巻末の「これから出会ってほしい本」リストに、夏目漱石や福沢諭吉、ゲーテ、ニーチェと古典的名作が並んでいるのを見ると、なんだかほっとしてしまう。2023/05/03
こじ
10
天才とは何かわかりますか? 天才とは「努力の仕方を知っている人」のことである。 だって、毎日一つのことを飽きずに続けたら誰でも天才だと思いませんか?毎日やれば、そのことについて誰よりも知っていることになるからです。 だから自分が楽しくなるようなやり方を知っている人は天才だと定義できます。 2020/02/27
ももんが
5
とてもよかった。子供向けのメッセージではあるが、大人にとっても元気のでる、考えさせられる深い本だった。茂木先生は「やわらか頭」だなと思った。素敵。2016/04/19
ぶ~まっくす
4
子達に何か役に立てばと思い読んでみた。第二章が参考になりました。実践しよう。2012/01/26
昭和っ子
4
今日本は第二の明治維新を迎えている、とある。何の為に勉強するのか考える前に、脳が喜ぶ事=自分が興味のある勉強をせよ、脳に定着した記憶はその後の経験で新しいネットワークに結びつき何がチャンスになるか分からない、とも。 大学で物理を勉強していたが、実利を重視する彼女の影響で法学部への「文転」を実際に試みてみるというフットワークの良さが茂木センセイの真骨頂だと思った。モテる人になる為の方法が男女違っていて、女には、うまく「隠す」事に長けた「無意識の偽善者」であれ、という。なんだかメンドクサイわね。2011/07/06
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