内容説明
図書館とメディアの本「ず・ぼん」16号。昨年は、アップルのiPad、ソニーのReader、シャープのGALAPAGOS(ガラパゴス)と電子書籍を読むデバイスが続々と登場した。電子書籍の普及は図書館に何をもたらすのだろうか。出版への敷居が下がり、増え続ける情報を図書館は収集し、整理、提供できるのか?あるいは、国会図書館がすべての書籍をデータ化すれば、その他の公共図書館は不要になる?地域・自治体の枠を超える、電子書籍時代の図書館と図書館員の役割を考える。津田大介氏インタビュー「著作物をどんどん開いていこうよ──図書館員なら知っておきたい電子化が変える本の世界」などを収録。
目次
数字で見る図書館(3)公共図書館1987‐2008年
図書館と電子書籍―ただいまiPad貸出中?
インタビュー 津田大介(『Twitter社会論』著者) 著作物をどんどん開いていこうよ―図書館員なら知っておきたい電子化が変える本の世界
私立図書館探訪記 金光教が作った図書館―「生きてお役に立つ」図書館を掲げた金光鑑太郎の志
インタビュー NPO法人らいぶらいぶ 非常勤職員がNPOを立ち上げた
Code4Lib JAPAN「日本の図書館をヤバくする」ために―Code4Lib JAPANの経緯、目的、事業、そしてFlickrを用いたワークショップのねらい
講演録 出版社も図書館も消えるのか!?―デジタル時代、図書館員は何を目指すのか
感想・レビュー
-
- 和書
- 新基礎食品学実験書