江と戦国と大河 - 日本史を「外」から問い直す

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江と戦国と大河 - 日本史を「外」から問い直す

  • 著者名:小島毅
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 光文社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334036034
  • NDC分類:778.8

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内容説明

伯父は信長、義兄は秀吉、義父は家康、夫は秀忠、息子は家光、娘は天皇の母……。江の生きた時代を史実と大河ドラマから掘り下げる、NHK『江~姫たちの戦国』がより面白くなる一冊。

目次

はじめに 大河ドラマの見方―なぜ、この本を書いたのか
第1章 江の生涯
第2章 大河ドラマのなかの江
第3章 大丈夫か!?時代考証
第4章 戦国時代は「戦国乱世」だったのか?
第5章 江の時代の国際関係
第6章 江の名前の謎
第7章 よみがえる江戸時代
おわりに 江から清盛へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

4
《私‐図書館》やはり、大河は、戦国時代が、多いね。そして面白い。幕末もいいけどね。キャラクターも個性的だし。2012/01/25

m

3
江の大河ドラマにあわせて刊行された本。苦言多め。時代考証をしっかりしてくれと言うものの、当時に忠実に諱で呼び合っていては一体誰のことか視聴者は分からなくなってしまうので難しいところ。二冊続けて保科正之の優れた政治力を読む。これはやはり一冊読まなくては。2021/04/17

Naota_t

0
大河ドラママニアの著者 が、周辺時代背景や、劇中で“起こりえるであろう”時代考証ミスを書き綴る。 だって、まだ放送が始まってもいないんだから批判のしようもない。 ほんと歴史愛好家のひとりごとに近い内容であるから、本書を読んで特別大河ドラマに興味が湧くともなく、「へぇ」としか言いようがなかった。 本書内容とは全然関係ないけれど、直近に読んだ『美人好きは罪悪か? 』(筑摩書房、2009年)の著者、小谷野敦の引用が出てきたのは驚いた。 全く内容の違う本書に出てくるとは…だから濫読は楽しいし、醍醐味だ。2013/07/27

とも

0
大河ドラマの「ホームドラマ」化に反対して,史実として正しい知識を伝えるという意図はいいと思う。しかし,副題にある「日本史を『外』から問い直す」にあたる部分はほんの少ししかなかったのが残念。結局,本人が認めているようにただの便乗商法に過ぎないのではないか。まぁ図書館で借りて読む分にはいいと思う。2011/04/03

マウンテンゴリラ

0
大河ドラマのホームドラマ化に対する懸念や過去の大河ドラマにおける江役としての『葵徳川三代』における岩下志摩への高評価など、著者の意見には大いに賛成できる面が多かった。特に本文の最後での日本の将来のあり方は江戸時代を参考にすべきとの意見には、なるほどと思った。しかし、ホームドラマ化や時代考証の不備に対する批判を前面に立てているにも拘わらず、男色の話や武家の姓名の呼び方の話などややマニアックで奇を衒ったような内容が多く、全体的にちぐはぐな感じがした。2011/03/24

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