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内容説明
これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな一日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい──。40歳を超え、若手選手とは親子ほどの年齢差になっても、あくまで現役でサッカーをプレーし続ける。そんな「キング・カズ」が、苦楽を味わいながらみずから刻んだ足跡と思考の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
365
著者のサッカーへの熱い思い、いつまでも現役でやりたい思いが伝わった。本書を書かれた時より既に8年近く経過しているが、まだ引退していないのが凄すぎる。2018/03/20
Miyoshi Hirotaka
91
夢を信じさせてくれる偉大な選手がいる。私の身近な例では、「野球が強い北海道」を実現してくれた田中将大と稲葉篤紀。それまでは夢のまた夢だった優勝が高校野球とプロ野球で何度も実現した。サッカーでは他スポーツの有名選手からも「キング」という愛称で呼ばれるこの日本最年長選手もその一人。昔はスポーツ漫画でも注釈付だったワールドカップが身近になった。彼らがもたらしたのは単に勝利という結果ではなく、スポーツという文化の価値。野球もサッカーもそれまであったもの。変わったものは私たちの態度だけ。だからすべてが変わったのだ。2014/09/15
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
73
サッカー界のキング・カズが、2006年から2010年に日経新聞に連載したコラムをまとめた一冊。あれほどの実績を残した選手にもかかわらず、えらぶった雰囲気などまるでなく、40を越えた今でももっと成長したいと真摯にサッカーに向き合う思いがひしひしと伝わってきて、彼の歩んだ道のりを考えるとこみあげてくるものがある。同時に、積み重ねた経験に裏打ちされた一つひとつの言葉が味わい深く、プロとして仕事に向き合う上で大切なことを教えられた感じがする。そんな彼がW杯出場を果たせておらず、個人的には申し訳なく思ってしまった。2013/06/24
もとむ
65
カズの40代前半のコラム集。さすがはKING!と舌を巻く程、カズ独自の哲学が満載でした✨「40過ぎても18の子たちと泥にまみれてることが幸せ」「学ばない者は人のせいに、学びつつある者は自分のせいにする。学びの意味を知る者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人でいたい」監督に対しても「プロとして意見があれば言う。監督と選手、プロとして対等ですから」果てはあるお店に行くと、カズの席にイチローが座っていて「キング!元気ですか!」と激励に…。「カズ、人生を楽しんでるか?」海外の先輩達の助言を体現する一冊です⚽️2024/11/24
たー
64
ひたむきにサッカーに取り組む姿勢が感じられ、こういう人だから40代に入ってもプロとして続けられるんだと納得できました。ずっと頑張って欲しいなぁ。2011/03/20