徳間文庫<br> 毒 poison

個数:1
紙書籍版価格
¥764
  • 電子書籍
  • Reader

徳間文庫
毒 poison

  • 著者名:深谷忠記【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 徳間書店(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198932961

ファイル: /

内容説明

東京郊外にある病院の脳神経外科病棟で、入院患者が殺された。死因は筋弛緩剤の投与。事件直前、院内で同じ薬のアンプルが盗まれていた。殺されたのは、妻には暴力を振るい、看護師にはわいせつ行為を働き、他の患者には暴言を吐くという問題人物で、周囲の誰にも殺害の動機はあった。事件を調べ始めた看護師の柳麻衣子がたどりついた真実とは? 本格推理の名手が読者に挑戦した衝撃作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

171
毒・・手元にあったら私はどうするだろう?苦しいのだろうな(きっと)抹殺したいほどの相手がいない(多分・・)のを幸せと思う。人の心に巣喰う思いこそが毒だと思う。使い方次第で毒は薬にもなるよね。深谷作家の毒は苦しくて、違う方法はなかったのか?って思いながら読んだが。しかし、嫌な患者だったなぁ。こっちの母も嫌だ。って嫌な奴が多過ぎる。2020/08/15

おかだ

60
おもしろかった!でもなっがい!あのゴミ虫みたいなアイツが殺される(背表紙あらすじ情報)まで240ページも読まなあかんの地獄やん。そして真犯人に辿り着くまでも、なっがい!二転三転する状況は興味深いんだけど。正直なところ、序盤からこの人怪しいなって人物に察しが付いていたので、ラストには「やっとか…」と。なんかもう長いな…っていうイライラとの戦いだった。『毒』というのが、人を殺す為の毒薬という意味以上に、人の心に巣食う毒のほうが強烈だという印象で、タイトル深いなと思った。長い(何回も言う)けどおもしろかった!2019/03/01

すたこ

35
★くどい。事件が起きるまでも長いし、謎解きになってもダラダラ回りくどく、イライラしながら読んだ。無駄な説明がとにかく多く長いので、真相にたどり着くのに驚きよりも疲労感。。。話も残念ながら面白くなかった。2016/04/05

にせものばかり

9
正直、あまり期待していなかったのですが、まあまあ面白かったです。 マスキュラックスの管理は厳重にしないといけませんね(笑)2014/03/28

ENAK

6
あくまで私の感想なので主観で…。間違いなく今年のワースト3入り作品。根性だけで何とか読了したけど、面白いと思える部分皆無。とにかく無駄な描写が多すぎ。心理描写については、一から十まで記されているとウンザリする。もう少し読み手側に任せるというか、ニュアンスで伝えて欲しい。情景描写についても不要な記述が多すぎて、度々読み飛ばしたい気持ちに駆られた。こういった部分を削れば、1/3くらいの厚さになったのでは?一方で、平然と『証拠はないが、おそらく間違いない。』などと記すあたり、ミステリとして欠如している感も…。2013/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2094589
  • ご注意事項

最近チェックした商品