内容説明
「そこにいるのは行方知れずのいとしい妻じゃないか！」その声に、医師のジュエルはどきりとした。まぎれもなくローク、元の夫の声だった。しかも彼は私を“妻”と呼んだ。“元妻”ではなく。ジュエルは八年前、わずか五カ月の結婚生活の後ロークのもとを去った。それはモデルをしていた彼女が、新たな人生を踏み出すためだった。ロークを心から愛するがゆえに、そうせざるをえなかったのだ。生まれてくるはずの子供を失った悲しみを忘れるためにも……。そして今、ロークはふたたびジュエルの前に現れた。ブラジルの密林で医療活動をともにするパートナーとして。元スーパーモデルの苦い過去を知る、別れたはずの夫として！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
13
元スーパーモデルと彼女にべたぼれな元夫のメディカルロマンスです。ははは、そんな設定あり？全然自分に自信が持てない彼女と、彼女にべたぼれ過ぎてそんな彼女の胸の内にまったく気づけないだんなさんのすれ違いが楽しめれば、この本は面白いかも。私はちょっといら～。2015/11/17
Mari
0
★★☆2011/12/10
みろん
0
8年前に5ヶ月の結婚生活で破綻した夫婦の再生話。 ヒロインがきゃんきゃんと激昂しまくるので、雰囲気悪いのがちょっと…。2011/05/17
