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内容説明
取調室のカツ丼、いじめっ子の親はPTA。誰もが知るテレビドラマの「ベタな表現」は、どのように生まれ、視聴者の記憶に定着したのか? 社会背景や制作事情、演出面から考察する労作。
目次
序章 「ベタ」表現でめぐる記憶の旅
第1章 恋愛ドラマの主人公は傘をささない―恋する男女の記憶
第2章 食卓は今日も一席空いている―家族のいる風景
第3章 カツ丼と殉職が伝えるもの―刑事たちのいる風景
第4章 新任教師は初出勤に遅刻する―学園と青春の記憶
第5章 なぜ社長は清掃員に扮装するのか?―オフィスで闘う男女の風景
終章 携帯電話があっても男女の心はすれ違う