内容説明
誰かと繋がっていたいのに、束縛はされたくない。プライドや思い込みから陥る、自縄自縛――現代人が抱える矛盾や息苦しさを、動物たちは、傍に寄り添うだけで穏やかに包み込んでくれる。聖路加国際病院の精神科部長である著者が、自身の経験から導いた、ちょっと愉快な“処方箋”。幸せになれるヒントは動物たちにあった!
目次
1 動物と家族になれるヒトの不思議
2 賃貸生活者のペット事情
3 “育てる”とは命をあずかること
4 ヒトより優れた犬の社交性
5 ヒトはコトバしか分からない!
6 動物たちはしつけ上手
7 課題達成こそ、人生の喜び
8 虐待とは愛を裏切ること
9 ヒトも動物も“トラウマ”は乗り越えられる
10 動物は僕の先生
ただ、傍にいるという幸福―あとがきにかえて