よむ、詠む、読む―古典と仲よく―

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よむ、詠む、読む―古典と仲よく―

  • 著者名:高橋睦郎【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 新潮社(2015/12発売)
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  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103121039

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内容説明

六条御息所はなぜ藤壺には祟らない? 伊勢物語の「むかし、をとこ有けり」の一句にこめられた意味は? 芭蕉の俳号・桃青に秘められた壮大な望みとは? 能は生の意味を死の側から照らすのに対して、歌舞伎や人形浄瑠璃は死を生の側から見つめるドラマだ。とっつきにくいという先入観は棚上げにして、古典と楽しく遊ぶエッセイ集。

目次

前書きに代えて
詠むと読むと
「源氏物語」現在形
二人のスター
漢詩への感謝
おででこめがね
平生則辞世

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mijas

38
著者の講演をまとめた本。古典への思い、詩歌を日本語で声に出して読む大切さが述べられている。話題は、源氏物語から和歌、漢詩、歌舞伎に及ぶ。日本の詩歌は「間」から生まれる情緒を重視してきたこと。それが国民の感受性を豊かに深くした。日本人は、無名の国民の誰もが潜在的に辞世の詩歌の作者であるという民族だが、中国文学からの影響であるという視点。数多の政変で犠牲になった政治家は同時に詩人であり臨刑詩を残した。それが万葉集の挽歌となる。卓越した資質であった大津皇子の辞世の漢詩に日本的な繊細さをみる。(「漢詩への感謝」)2017/12/07

toki12

0
ギリシア悲劇と能が似ているp202若者は学校でよりはるかに多く酒場と旅で学ぶ p2202012/09/18

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