内容説明
舞台はスペインのセビリヤ。純朴な若者ドン・ホセは、妖艶な美女カルメンの色香に惑わされ、婚約者を捨て犯罪に手を染めてしまう。しかし新たな恋人を見つけ、カルメンはドン・ホセをあっけなく捨てる。愛憎入り混じったふたりの激情の行き着く先は……？ 大人気オペラ、ビゼーの『カルメン』を完全マンガ化。中野京子による解説つき。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸桜
17
習い事の発表会で、カルメン幻想曲をやることになったので、読んでみたのですが、よくよく見たらあまり関係なかったみたいでした…。でも、カルメンについては今まで名前しか知らなかったので、良い勉強になりました。分かりやすく書いてあったし、絵も嫌いじゃない感じでした。あとがきに見る人によって登場人物の人物像の捉え方が違うと書いてありましたが、本当にその通りだと思いました。 この本は結構大雑把だったので、またしっかり書いてあるのを読んでみたいと思います。2016/05/20
にゃんた
15
スペインを、そしてカルメンの舞台セビーリャを知るためのキッカケに。 カルメンという題名以外何も知らなかったので新鮮に読めた。。 マンガなのでストーリーがわかりやすく、巻末には中野京子さんの解説ある。歌劇カルメンを聞きながらその世界に浸ってなおよし(改めて聴くと案外知ってた)。 激情のおもむくままのカルメンに彼女に振り回されどんどん堕ちてゆくホセ、恋って怖い。ホンモノのオペラ見てみたい！ 2019/03/13
つきみ
5
娘を初オペラに連れて行くので、分かりやすそうな本を探して購入。「怖い絵」シリーズの中野京子さん監修なので期待して。あっさりストーリーを追うには子供にもわかりやすいし、中野さんの解説も初心者には興味深かった。他も揃えたい。2012/07/23
Mina*
1
昔途中まで本屋で立ち読みした記憶が。初めて読破。予想通りの結末。演劇らしいストーリーだと感じた。2017/01/27
やまみち
0
旅先で「ハバネラ」のアリアを聴いたので、カルメンってどんな筋だった？と思い探したところこちら。わかりやすかった。このシリーズで予習したら、オペラも怖くない(*^^*)？2016/01/02
