内容説明
「仮説実験授業」が初めて提唱されたとき,それは新しい考え方がぎっしりで,世界のどんな読者にとっても,はじめて出会う科学論,教育論,授業方法だった。そのため,本書は,とてもていねいに,親切に書きすすめられた。たとえば,「授業書」という概念は《ものとその重さ》を例に,授業記録のように解説されている。
その理念は今なお「未来」への道しるべとなっており,若い教師のための,仮説実験授業の「入門書」として読めるのみならず,ベテラン教師にとっても何度でも立ち返るべき原点を示している。
★★ もくじ ★★
目次
1.未来の科学教育
2.新しい授業のはじまり
3.授業のもりあがりの秘密
4.新しい授業の2回目
5.3回目の授業
6.直接経験からの飛躍
7.これまでの理科教育の欠陥
8.もっとも初歩的基礎的な重さの概念
9.ことばだけの「知識」とそれをこえるもの
10.なにを教えるかの問題
11.子どもたちの変革
〔付録〕仮説実験授業を受けた子どもたち(インタビュー)
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
未来の科学教育―科学論と認識論をもとにして、科学教育を全面的に見直す
新しい授業のはじまり―教科書は使わない、予習もいらないというわくわくの授業
授業のもりあがりの秘密―子どもと教師を引きつけたのは、問題か、討論か、自由か
新しい授業の2回目―問題に対する子どもたちの予想や考えは互いに影響しあう
3回目の授業―子どもたちは、予想がはずれてもあたっても、よく考える
直接経験からの飛躍―ものの重さを軸にして自然の微細な部分から広大な世界へ
これまでの理科教育の欠陥―レベルの低い内容、意欲を削ぐ教科書、名人芸願望の教師
もっとも初歩的基礎的な重さの概念―重さの概念をいい加減にしては、科学教育は進められない
ことばだけの「知識」とそれをこえるもの―「事実」の解釈がいくつか出てきたら、実験的に判定する
なにを教えるかの問題―「授業の方法」は、どんなことを教えるかによって決まる
子どもたちの変革―自主的で主体的な人間、民主的な人間を育てる授業の成果
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