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内容説明
「理に合ったもの」だけをすくい上げ、正確な判断を得ようとする、デカルト起源の合理主義。自国の言語・歴史の普遍性に対する信頼から根を広げた普遍主義。両者こそフランス的思考の根幹とされるが、一方には、反合理主義・反普遍主義の脈々たる流れがある。この地下水脈から養分を吸い上げ、豊饒な地平を切り開いたサド、フーリエ、ランボー、ブルトン、バタイユ、バルトらを読み解くことで、フランス的思考の本質に迫る。
目次
序章 合理主義と普遍主義
第1章 倒錯の倫理学-マルキ・ド・サド
第2章 情念の政治学-シャルル・フーリエ
第3章 錯乱の詩学-アルチュール・ランボー
第4章 革命の美学-アンドレ・ブルトン
第5章 欲望の経済学-ジョルジュ・バタイユ
第6章 快楽の教育学-ロラン・バルト
終章 抵抗と例外



