新潮新書<br> マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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新潮新書
マネジメント信仰が会社を滅ぼす

  • 著者名:深田和範【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2015/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784106104015

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内容説明

マネジメントが下手だから会社が傾くのではない。マネジメントなんかに頼ろうとするから会社が傾くのである。本業で稼げない時に人事制度や情報システムを精緻化させて何の意味があるのか。どんなに見栄えのよい事業計画を作っても、経営者に「意志」がなければ机上の空論である。日本企業は今こそ、「マネジメント信仰」をすてて、愚直に「ビジネス」と向き合うべきなのだ。組織人に覚悟を促す警世の書。

目次

序章 マネジメントがビジネスをダメにする
第1章 症状(1)意見はあっても意志はなし
第2章 症状(2)都合のよいことばかりを考える
第3章 症状(3)管理はするけど無責任
第4章 症状(4)顧客よりも組織を重視する
第5章 日本企業の危機的状況
第6章 経験と勘と度胸を重視せよ
第7章 他人を変えるより自分が変われ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

38
最近は意見は出ても意志を示せない人が多いということに納得。やはり本業のビジネスを重視すべきだな。それにはKKDをもっと大切にすることが重要だなと思う。2012/06/03

calaf

17
『もしドラ』等、マネジメント本が売れているみたいですが、あまりにもマネジメントに傾斜し過ぎるのは危険と訴える本。一昔前の成果主義に通じる危うさがあるらしい...それが現在の日本経済の低調を引き寄せていると言いたいらしい...まぁ、そういう面もあるかも。。。2013/01/14

onasu

12
ビジネス本は久しぶりでしたが、すんなり読み切れました。閉塞感がつのる日本の現状。そのひとつの要因は、マネジメント万能論とでもいうもの。目的と手段を取り違えています。しかし、その主張は作中にある通り、個々の場面で正当性を示すことが容易ではありません。正当性を担保するために、マネジメントを求められたりもします。本書は途中より起業の奨めとも受け取れる内容となります。それもひとつの脱出策ではあります。2011/01/30

ちくわん

7
会社を毒する「マネジメント信仰」。症状①~④まで、すべて当てはまる会社をよく目にする。実体がない「マネジメント」という技術と、それを扱うことができると盲信する特権階級。企業組織はジワジワと痩せ細る。出版を機にコンサル会社を辞する著者は潔い。2018/12/19

たいそ

7
「自分の意志」を持っているか、ビジネスとマネジメントとはどちらが「主」か、消去法は合理的な判断方法か。「マネジメントによって誰かを変えようとするのではなく、意志によって自分を変えようとしなければならない。」 「企業の業績を確実に向上させるマネジメント理論や手法などは存在しない。」2012/07/22

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