内容説明
行き倒れ寸前を助けられた元川越藩士・毛受東馬と娘・志乃。父娘を救った館の若き当主は、現三春領主の弟・秋田李行だった。この二人の男の出会いに謎の豪商が加わって……。人の縁と優しさが心に沁みる、第十六回歴史群像大賞優秀賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサキ@灯れ松明の火
13
【頂き物】人の縁と優しさが心に沁みる(帯より)‥良い人だらけですね♪あちらこちらに、華開く。東馬さん…モテすぎです。。人タラシの度が過ぎます。。志乃ちゃん、寂しかったよね。優しい爺と婆に出会えていて良かったね。季行様…見事、鬼姫の心を射止めてしまわれましたね。早く、姫の料理の腕が上がることをお祈り申し上げます。‥個人的に、志乃ちゃんと月影の交流をもう少し見たかったです。東馬さんという風来坊的要素アリの父を待つ1人と1頭。。2017/02/04
M2
3
キャラがみんな魅力的で序盤はぐいぐい引き込まれたけど後半少し話が散漫になったような気が。二本松絡みの恋愛模様は次巻で語ればよかったと思う。それにしても東馬の人タラシぶりはすごい(笑)2011/08/10
すずめ
3
基本的に気持ちの良い人ばかりで大変気持ちよく読み進められた。二本松編までは風呂敷を広げすぎたのかも。月影と東馬の交流がピークかもしれない。でも文章も読みやすく、キャラ造形もとても好みなので次作にとても期待。2011/02/22
だいしょう@SR推進委員会
2
陸上なら、スタートダッシュは上出来、中盤からフォームが乱れて、よれよれでゴールという感じ。恋愛関係は絞ったほうがよかったかも。気持ちよく読めたけれど、時代小説の読者には思わずツッコミたくなるところも多いかな。次の作品が出ているらしいので、この雰囲気を壊さずより良くなってると嬉しい。2011/08/14
しば子
1
人の優しさが心に沁みる作品、という紹介文に惹かれ読んでみました。その通り、人と人の縁が生む温かさが感じられる、良い本でした。最後はあれよあれよと終わってしまった感がありますが、読みやすかった。そして登場するキャラクターがみんな魅力的でした。主人公東馬さんの娘、志乃ちゃんがとってもかわいい…個人的に、お殿様の季行さんと志乃ちゃんのやりとりが微笑ましくてもっと見たかった〜2012/11/08
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