内容説明
筆者は、元郁文館学園中学、高校で社会科の教師として長年教育の現場に携わり、後に同学園校長、理事長、そして学園長まで務めた。現在は教育評論家として活躍している。本書では、昔は自然と行われていた茶の間での親と子の会話によるしつけ、道徳の教育が失われていることを指摘し、それを取り戻すことが教育改革の第一歩だと説いている。またそのことが学校教育の改革にもつながっていくと。
目次
茶の間からの教育改革を
親子の絆をしっかり
育児と母親の役割
子どもが育ちにくい社会
父親のあるべき姿
子どもにとって父親とは
祖父母の役割も大切
子どもを話し好きにするには
携帯電話は警戒電話
親の期待を押し付けない〔ほか〕