内容説明
50年前に米国に渡り、化学の分野で頂点を極めた日本人がいる。その功績は2010年、ノーベル化学賞という形で認められた。大きな夢を抱き、それをかなえるための手段を身につけようと師を求め、なおかつ自分がもっとも輝ける場を求めて世界に出て行ったのだ。子ども時代、学生生活、社会経験、そして研究の日々を振り返る。夢を持ち続けることの意味、目的達成のために自らが実践してきたこと、その果てに得たものは……。
目次
はじめに 若者よ海外へ出よ!
第1章 夢をかなえた朝
第2章 ブロークンイングリッシュでいいじゃないか
第3章 幼少期?学生時代
第4章 大学時代、そして社会へ
第5章 再びアメリカへ
第6章 研究者として
第7章 大学での日々
第8章 科学の未来を育てる
第9章 ライフスタイルも追求型
第10章 豊かな人生にするために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおひな
5
ノーベル賞を受賞する人の考え方や、人生を正しく生きる方法が分かった。自分の適正...客観視するのが苦手な私でも見つけれそうな方法があったので、実践したいと思う。2013/08/20
mstr_kk
3
2010年ノーベル化学賞の根岸さんの本です。小学校に1年早く入学して、1年若いまま超優等生を続け、東大にも1年早く入るという秀才ぶり。「根岸語録」もあり、私生活の紹介もあり、なかなか興味深い内容でしたが、肝心の研究内容はいきなり専門的すぎて、全然理解できませんでした。そこが残念。2016/04/15
Abiko Eiichi
3
個人的にとても尊敬しているノーベル化学賞受賞者、根岸先生自ら半生を綴ったエッセイです。思考方法がとても明快で、ノーベル賞を受賞する確率1000万分の1を「10分の1を7回繰り返せば達成できる」なんて発想は根岸先生ならではでしょう。そして趣味も多彩で親近感が湧きます。だからでしょうか、先生のメッセージはすっと心に入ってきて、夢を持ち続ければ何事かを為せるのではないかと思えてきます。若い世代が本書を手に取ってもらい夢に挑戦するきっかけになることを願います。2015/06/11
TOM
2
まだ夢というほどスケールの大きい目標は無いが、1日1日を有意義に過ごすため目標を持ち続けようと思った。2016/09/10
しょうたろう
2
めちゃくちゃ頭のいい方だ。ブラウン先生も凄い。高校の教科書に載るような発明が実は一番すごいんだという話が興味深かった。2012/05/16
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