内容説明
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我々はまだ『古事記』を解読していない。本居宣長以来の〈訓読〉に影響を受けた解釈には、未開拓の謎が残されている。『古事記』文脈に隠された文字では表現し尽くせないメッセージを、「色名・色彩語」を鍵に〈色対偶〉という独自の視点で解読。『古事記』全文脈の再構築を図る契機とする。『古事記』解釈に、新たな可能性を提示する書。
目次
『古事記』成立の背景
訓読によって『古事記』は読めるか
発語としての「天地」を検証する
『古事記』における色彩語の発見
色と色とによる対偶表現
色対偶と双対
色対偶の起源を探る
大枠での色対偶/細部に働く色対偶
色対偶メディアの展開
色対偶メディアの表象
八世紀における色対偶メディア
『古事記』における日本語の形成
無文字言語から書記する
付記-現代にみる色対偶
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