内容説明
TV、雑誌で心理解説・監修を手掛ける人気カウンセラー晴香葉子先生の代表作。1万時間を超えるカウンセリング実績から導き出された、あるシンプルな法則があります。それは「様々な感情は“優しさ”に変換するとエネルギーが増大する」というもの。本当にシンプルな法則ですが、オートマチックに湧きおこる感情の渦に、この法則を意識して吹き込むだけで、人生に大きな変化が起こります。本書ではこの法則を使った、幸せを呼び込む方法やヒントを、33の事例と48のメッセージとともに分かりやすく解説します。
目次
1章 幸せとは(バケツの水汲み―幸せという概念;100人の幸せ―幸福感の多様性 ほか)
2章 感情とは(訪れる幸福感・湧きおこる不快感―感情の動き;心地よさと行動力を生む力―感情の種類 ほか)
3章 感情と幸福感について(幸せを最大限感じる―感情が幸福感に与える影響;120%の増幅と80%の縮小―感情による幸福感の連鎖 ほか)
4章 優しさとは(ぬいぐるみとカルメン―優しさの様々なかたち;優しさとは呼べないもの―優しさの定義について ほか)
5章 優しい気持ちで生きるということ(何かになるための人生ではなく―自己実現の形;朝、優しい気持ちで起きて、夜、優しい気持ちで眠る―優しさという心がけ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西嶋
14
著者の含蓄の深さを感じる文章だったが、「幸せの単位を設定」し「あらゆる感情を優しさに変換」すればすぐにうまくいくかのような解説は、楽観的過ぎるというか説明不足に感じて、あまり参考にならなかった。2016/09/25
シンプル
6
幸福感の1単位=1クローバー。四つ葉のそれぞれに意味があり、日本では「希望•幸福•愛情•健康」と伝えられているそう。知りませんでした。幸福感を意識し、嫌な気持ちも優しさに変えていけたら、幸せ度UPしそう。優しい体験談に心あたたまりました。今日の私は5クローバーかな。2013/07/27
frosty
5
素敵な本であることは間違いない。少し物足りなかったから、もう少し優しさについて濃く書いてある本を探そうと思った…😣💦2020/08/08
とら
4
本当にカウンセリングを受けているような、優しく心に寄り添うような本でした。抽象的なようでいて、今まで読んだどんな心理学の本よりも実践的で即実行できました。つらい時も、1クローバー1クローバーずつ積み上げていつか私も晴香先生のような強く優しし人になれたらな、と思います。2013/12/13
さつき
2
幸福度に単位をつけるか。考えてもみなかったことだな。確かに世に存在する単位は誰かが作ったものであって、最初から存在するものではないもんな。クローバーか、素敵だな。「優しさ」ってのも良いな。私はずっと幸せについて考えてきたけど、優しい気持ちになるように心がけるとそれが幸せに繋がるんだな。プラスの感情はプラスの方向に連鎖されるもんね。一つ一つのエピソードが良かったし、チョイスされている言葉も良かった。やはり自分の精神状態を整えるのが1番良い。そうでないと、人にも自分にも優しく出来ない。イライラしてしまうもんね2021/04/29
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- 和書
- 俺、不良品。 竹書房文庫