内容説明
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なぜ格差社会ができるのか?資本主義社会の形態を徹底的に分析して暴き、問題点を見つけ出すことで社会を批判したマルクスの「資本論」。その要点を原著に沿ってまとめ、イラストを用いてわかりやすく解説。
目次
1 マルクスの生涯、および『資本論』と現代社会(後に全世界を震撼させる大巨人の誕生 資本主義社会に疑問を抱き始めた学生時代 記者になったマルクスはジャーナリストの才能を発揮 職を失っても、社会活動家の魂は健在! ほか)
2 『資本論』を読み解く!(商品と貨幣 貨幣の資本への転化 絶対的剰余価値の生産 相対的剰余価値の生産 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごみくず
3
通読2★4.売価500円の所謂「コンビニ本」。原典をどこまで掘り下げているかは不明だが、意訳だけを掴みたいならこれで十分かも知れない。経営指標の「営業利益」は経営目線や会社員からすればそれは将来の為の利益だが、マルクスはそれを「余剰価値」と言い「資本家の搾取」と考える。また資本主義を「資本家が労働力しか資産価値がない人材の労働力を買い取る」「資本家は設備投資すればするほど儲かるが、労働者は単体で換金できる技能が身に付かないのでより貧しくなる」という定義や観察は現代に於いても大きな気づきを与えてくれる2021/11/21
konpeyy
1
資本論とは何ぞやという人に読んでほしい。マルクスの代表的な観念である、"搾取"や"資本主義のとらえ方"が学べます。2012/03/19
Hayato Maeda
0
19世紀の本にも関わらず、現代に当てはまること多数。全てマルクスが予言していたことかと思うと、凄すぎます。 古典名著をわかりやすく解説した文庫。2012/08/30
charlie_
0
高校生のとき以来、「読めない」「読まない」と云う感情を持っている資本論。マルクスはアートでない哲学でもない。そして理想の具現者でもない。おもしろか、すばらしか。2012/02/14
フレデリック
0
初心者にはこれで十分。というよりこれでもじっくり読まなければちゃんと理解できなかった。原本読んでもきっとわけ分からなくて挫折するだろうから解説本にしようと思ってこの本を手にとって正解だった。資本論にどんな内容が書いてあるのか、その概要だけわかればそれで良かったので。きっとマルクスは、働いているのに生活がどんどん苦しくなっていく労働者と、反対にどんどん裕福になっていく資本家を眼の前で見て資本主義の歪みを肌で感じたんだろう。そして研究の結果この超大作。果たしてマルクスの予言通り労働者の革命は起きるのか。2023/09/25
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