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内容説明
40年以上、早朝から行列がとぎれない吉祥寺「小ざさ」。現場で羊羹を練り続ける女社長、78歳の処女作!日本全国6500社超を訪問した坂本光司氏が「本物中の本物」と評した小ざさには、なぜ全国からひっきりなしにお客がやってくるのか?障がいのある社員との話も収録。
目次
プロローグ 40年以上、早朝からできる行列の裏側で
第1章 2品だけの究極の味を求めて
第2章 たった1坪の店で
第3章 私の仕事観を形づくった出来事
第4章 屋台からの「小ざさ」創業
第5章 父から娘へ
第6章 障がいのある子どもたちと共に
第7章 次代に伝える
エピローグ 125歳まで現役で―
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
93
小ざさをファミリーとした一代記です。初代から続く小ざさイズムが厳しく継承されていることがよくわかります。もなかと羊羮の製造だけに全集中する姿勢の中に、経営哲学が全て収まっています。もなかは日頃から美味しく頂いてますが、整理券がないと食べれない羊羮。早朝に並んでみようと思いました。2025/05/21
さっちも
19
最中と羊羹の2種類。単純なものを売るのに、気の遠くなるような、ひたむきな仕事の積み重ねが背景にあり。ああぁやっぱりそうなんだと、少し良い気分に浸る。2020/01/05
Sato
18
商品は羊羹ともなかの2種類。1日150本限定の羊羹に毎朝早朝4時、5時から行列ができる吉祥寺の広さ1坪の店舗「小ざさ」の繁盛記。材料費は上がっても値上げはしない。障害者を雇用しても、少しでも仕事ができるように本気で育てたいという理由から、国からの補助金を拒否。家のものは誰よりも働く。ネット販売など時代に合わせ変わって行く部分もあるが、商品の作り方、味、箱の意匠なと小ざさのDNAに関わることは一切変えない。言うのは簡単だが、経営を考えるとなかなかできないこと。ビジネスの本質を考えさせられる一冊。2018/10/02
C-biscuit
17
図書館で借りる。全く知らなかったが、有名な店舗のようで、しかも一坪という特徴がある。適当な小汚い店かとも思うが、有名な方が店名を書したり、伝統と歴史を感じることができるお店である。表紙を含めてカラー写真もいい雰囲気。著者はしっかりとした哲学があり、今の時代に全く遅れなく、むしろ先端の考え方がある。そこにたどり着く戦前戦後の苦労話も読み応えがあった。知的障害者も積極的に雇用しており、補助金に頼らない考え方や、人の育て方なども大いに参考になる。通販もあるように書いてあったので一度お取り寄せしたいとも思う。2018/07/30
夜長月🌙新潮部
15
吉祥寺にあるち~さなもなか屋のおばあちゃん社長の物語。法大教授・坂本光司先生の「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」の第1章に出てくるのはこの店(小ざさ)。驚くことに年商3億円!その羊羮は午前4時 から並ばないと買えない(繁忙期はもっと早く)。インターネットのオークションで高値で売買されていることに心を痛めている。一生に一度食べてみたい。歩いて4時に行けなくはない所に住んではいるが...。自閉症等障害者を雇い親身になって指導する様は頭が下がる。親御さんと連絡帳のやり取りまでしていた。人生の指針となる。2014/04/09
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