内容説明
イーヴァはシングルマザーだった母の葬儀の日、驚くべき事実を知る。亡き父は、中東の王国アザリムの王子だったというのだ。そして突然、自分がプリンセスだと知ったうえに、隣国のシークとの結婚話も進んでいると知って、激しく反発を感じた。奔放だった母のせいで、男性には興味が持てないのに……。しぶしぶ顔合わせの夕食会だけは承知するものの、当日、相手のシーク・カリムは真夜中にびしょ濡れの姿で現れた。無断で約束を破る無礼な人! でも、なんてゴージャスな男性かしら。ひとまず事情はきかずに部屋に招き入れ、居間で寝かせたが、翌朝自分のベッドで目覚めると、隣にいるのはシーク・カリムだった。■いつもセクシーなストーリーを届けてくれるキム・ローレンスが、砂漠の国を舞台に、純粋なヒロインと傲慢な皇太子とのもどかしい恋を描きます。エキゾチックな雰囲気もたっぷりです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
とにかく抜け抜けです。どのハプニングにも説明が不足していて、納得いかないです。多分もっとページ数の多いシリーズ用に書かれた作品をロマンス用に短縮したんじゃないかなぁ。ヒーローも娘を可愛がる姿はいいんだけど、ヒロインに対する険悪で、冷淡な態度や、ほかの女性とベタベタするなど、魅力薄で、斜め読みで終わった。2016/01/20
きき
1
ヒーローヒロインの心の声みたいな文章が煩くてゴチャゴチャした感じ。幼稚なヒロインに大丈夫か?と思いながらも前妻の酷い仕打ちに耐えたヒーローが気の毒だったので最後に双子は良いなぁと。2015/11/10
ひまわり
1
なにか物足りない。2011/12/09
みろん
1
砂漠の国のプリンセスだと突然判明した女性と、婚約者に指名された近隣の砂漠の国の皇太子とのロマンス。ヒロイン心境が切ない…と思える部分もあったけど、そんな感想が吹っ飛ぶぐらい後半のヒロインは短絡的で無謀に思えた。2011/01/23
ちゃろ
0
⭐⭐⭐2013/08/26