メディアワークス文庫<br> 僕と彼女とギャルゲーな戦い

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メディアワークス文庫
僕と彼女とギャルゲーな戦い

  • 著者名:西村悠【著者】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048701549

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内容説明

小説家を目指すも夢破れ、就活では60社を受け連敗中。そんな失意の底に沈む嶋谷一(通称イチ)の前に現れたのは、高校時代に憧れていた美しき先輩。彼女は昔と変わらぬ笑みを浮かべ、戸惑うイチにこう告げるのであった。「私に、付き合ってほしいの」。 ギャルゲーのような展開で騒がしくなったイチの夏休み。しかしイチが引きずり込まれたのは、まさにギャルゲー作りの現場<カオス>そのものだった!? ひと癖もふた癖もある人々が織りなすモノ作りにかける戦い。その先にイチが見るものは!? ちょっとショッパイ青春グラフティ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1_k

11
社会人ものとして、ちゃんと地に足の着いた設定が機能している。タイトルと中身が合っていないではないか、これではまるでユルユルのハーレムラブコメのタイトルだよ。内容自体に文句はありません。一個だけ難点を言えば、メインヒロイン以外のキャラが良いキャラなのに脇役に徹してしまっているところか。続巻でこの不満は解消されると信じる。学園ものにした結果、微妙になってしまっている他のゲーム創作ものラノベには見習ってほしいところ。別に舞台を学園にしても、創作に対する熱い思いは語れるはず。2012/02/29

めだか

11
話の筋は、憧れの先輩(女性)に誘われて、ギャルゲー開発に・・・。という青春物?。しかしソフト開発の現場が現実に近く書かれている。何処も似たような現場が多いのだろう。開発現場ってこの状況を改善しようと思わないのだろうか!仕事のやり方考えましょう。2011/09/20

星野流人

8
小説家になるという夢を諦めた青年が、かつての先輩と共にギャルゲーを創ることになる話。あらすじだけを見るとなんてことない話なのだけれど、シナリオライターという仕事であるとか、社会というものの厳しさや素晴らしさを描いていて、とても読み応えがあった。社会には辛いことも多いけれど、良かったことが一つあっただけで全てが報われる。そんなメッセージが伝わってきた。また、登場人物の言葉にも、胸に迫るものが多かった。 8/10点2011/01/02

猫柳

7
あんまり期待しないで読んでたけど、おもしろかった。最後のほう先輩が折れるところとかちょっと泣けた。先輩かっちょいいなぁ…プロ意識持ってる人って本当にかっこいい。寝食を忘れるくらい熱中できるものに出会いたいなと思った。しかし、物語が軽かった割にはゲーム制作の専門用語や説明がめっちゃ多くて、ちょっとめんどくさいなーと思ってしまいました。ゲームの制作現場とか知りたい人とか関わってる人とかはおもしろいかも。2011/02/02

みらい

6
【自分】ここまで一生懸命になれるものがあって羨ましい限りです。 やっぱり学生のうちは部活とかでそうなれるかもしれないけど大人になってから私もそういう仕事ができたらいいなぁと思います。 いやーゲーム作りの現場ってすごいんだなってあんまりゲームをしない私にも勉強になりました。2012/01/13

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