内容説明
敵国に嫁ぐ女スパイ、夫の武器調達に資金援助をする妻――。二代将軍秀忠を尻にしいたというお江ほか、妻の役割や様々な夫婦の在り様から、男性中心に語られてきた戦国時代を新たな女性像と共に捉えなおす。
目次
序章 戦国の妻たちへの誤解と実像
第１章 戦国時代の男と女の情報戦
第２章 武将の妻たちのネットワーク
第３章 「内助の功」を超えた妻たち
第４章 戦場で表に立った女たち
第５章 夫の合戦時、妻は何をしていたか
第６章 夫亡き後も続く妻たちの戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫苑@低浮上
7
母親が買って来てほっぽり出していたのを暇潰しに読む。タイトルに付けるほどにはお江が出て来なかった（その方が売れるからっていうのは分かってる）。2011/05/14
かのこ
1
母からのお下がりです。歴史物は苦手です。（笑）名前や年齢がややこしいですから。反感を持つ人もいるかもしれませんが、女ありて世の中が動くように思えてなりません。頼もしい女性がいてびっくりしました。今の女性を思い浮かべてながら読みました。2019/09/13
