やさしくあがりを治す本

著者名：鳥谷朝代

すばる舎（2013/11発売）

• ISBN：9784883999552

内容説明

「こうすればあがり症は治ります！」という本はこれまで多く出てきましたが、「こんなふうにとらえて楽になって、しっかり取り組んで治していこう」というのが本書のスタンスです。
あがりで長い間苦しみ、そこから脱却した著者が、自身の経験をもとに、あがり克服のコツをシンプルに分かりやすく解説。悩める読者に寄り添い応援する、〈あったかい〉一冊です。

目次

はじめに　だいじょうぶ。あがり症、話しベタは治ります。
第１章　人知れず悩んでいませんか？～「あがり」はけっして特別でも異常でもない
第２章　「治らない」とあきらめていませんか？～以外と知られていない「あがり」のメカニズム
第３章　まずは「こころ」をリセットしよう～自分の「考えグセ」を確かめるレッスン
第４章　「自分」をまるごと認めてしまおう～素顔も地声もそのまま受けとめるレッスン
第５章　あがりにくい「カラダ」を手に入れよう～肺と腹、口と舌を鍛えるフィジカル・トレーニング
第６章　即効！「あがり」直前対策～アウェーをホームに変えるひと工夫
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツバメマン★こち亀読破中]

普段は良いけれど、ここ一番の勝負所であがってしまう体質。たまにはこういう本も読まないと。腹式呼吸や筋肉弛緩法などフィジカル的なことはたまに意識していますが、「あなたもOK、わたしもOK.。」という考え方は意外に忘れがち。早速、明日の草野球で実践してホームランだ！

2016/07/03

[shinjihm]

人前で話すのは緊張するものです。普段はなんでもないのに、人前に立っただけで、あるいはそう思っただけであがってしまう。いつも通りに話せない。それは相手からどう思われるかということにとらわれてしまうから。なので、まずは事前にできるかぎり話す内容をまとめておく。文章構成力を上げる。そして人前に出たら話す内容、話す目的に集中する。これだけでかなりあがらなくなります。

2015/10/17

[たいそ]

「あがり症は自意識が強すぎることが原因のひとつ」、どのように意識を変えるかとフィジカルトレーニング法。「人前での表情のポイント」、「人前での立ち居ふるまいのポイント」は参考になった。

2011/12/08

[ショーン]

今まで大勢の前で話す機会を避けてきた結果人前で話すのにあがり症になってしまったと思う。また、他人にどう思われるか馬鹿にされるんじゃないか考えすぎていた。しかし、そんなことから逃げていたらいつまで経っても成長しないことに気づかされてた。打席に多く立ち、失敗してもいいやと思うようにする。また、普段からあんまり声が通らないのは、呼吸が浅く喉で喋っていたことに気付かされた。だから、腹式呼吸を意識したいと思う。①口から息を吐き切る②鼻から目一杯吸いお腹を膨らませる③吐いて呼吸を止めて喋る

2023/03/12

[ねこと暮らす秋]

話す内容と目的に集中する。自分で一杯にならないためのヒントがたくさん書かれていて心が軽くなりました。

2014/03/04