内容説明
ソフィーはもうすぐ26歳。ロンドンの病院で、手術室付きの看護師長として忙しい日々を過ごしている。仕事を離れても、事故で亡くした両親に代わって、3人の弟妹たちの面倒を長年にわたって見てきた。けれどもこのごろ、自分の将来についてふと考えてみることがある。いつか誰かとめぐり会い、両親たちのように明るい家庭が築けたらと。でもこんなわたしには、社交生活に割ける時間などなかった。それに美人でもない同僚に、声をかけてくる職場の男性などいない。なのに、休暇を取る上司に代わって赴任したマックスは違った。「きみは小細工なんて必要のない美人だよ」容姿を気にする彼女に、そんな言葉で語りかけてくる彼を、ソフィーは無視できなくなった。■今回の舞台はアムステルダムと近郊のユトレヒト。歴史ある懐かしい街並みが旅情を誘います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
3
ヒーローはヒロインのすべてが可愛く見えてしかたないらしい(ニマニマ)でも友人の恋の手助けしてるってゆうのを、ちゃんとヒロインに伝えようよ〜そりゃヒロインは誤解しちゃうって!なのに逆ギレするし…友人女性も人柄はいいらしいけど、自分の幸せしか考えてないような気がするなあ。最後はヒロインよりヒーローに頑張ってほしかったです。全体的には、わかりやすいヒーローだし面白かったです2012/12/29
みろん
3
亡両親に代わって幼い弟妹を養っている看護師長と、ヒロイン上司の臨時を勤めることになった外科部長とのロマンス。ロマンスらしきものがほとんどないような進行だけど、時々ヒーローが吐く台詞に本音が出てるのがいい! いつものベティよりはちょっぴり大人という感じのロマンスかも…。2010/12/09
erie
3
ベティにしてはわかりやすいヒーローかも。2010/11/25
こえん
3
1969年の作品だというのは、やっぱりインパクトあるわ~。読んでも古く感じないから、余計に。看護師ヒロインと医師ヒーローというのはお馴染みだけど、いつもの何を考えてるのか分かりづらいヒーローと違って、わりと感情を見せてくれるので楽しかった。2010/11/19
ひまわり
3
1969年の作品ということで、医療現場に時代を感じる。 MRIやCTは出てこない(笑) 「赤毛のアデレイド」のH/Hが顔を出しています。2010/10/31