内容説明
新進気鋭の女優クロエは、華やかな舞台の裏で孤独を抱えていた。ステージママとして有名な彼女の母親は、娘よりもお金を愛し、脚本家の夫はクロエに関心すらなく、秘書との情事に忙しい。ある日、パーティ会場で夫の浮気相手から暴言を受け、突然クロエの中で何かが音をたてて崩れた。だがその瞬間、力強い手が彼女を支えた。プロデューサーのマックスだ。彼はクロエを介抱しつつ、見事な早技で問題の処理にあたると、当面の間、クロエの生活を援助したいと申し出た。業界でも有名なプレイボーイの彼が、なぜ私にそこまで?クロエは疑問を感じながらも、わき上がる甘い興奮を抑えきれなかった。■大人気作家エマ・ダーシーの最新作です! 支配的な母親や薄情な夫の呪縛に苦しめられているクロエ。そんな彼女に救いの手を差し延べてきたマックスは、真の勇敢な“白騎士”なのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グース
1
ステージママの支配と愛が冷めた夫との結婚生活から抜け出し自立し始めるヒロイン(女優)と、それを支えるヒーロー(プロデューサー)のロマンスが良かった。離婚が成立していないのに関係をもってしまうのが好みが分かれるところですね。私は気にせず読みました。長編だったら母親との確執や夫との離婚劇でドロドロ泥沼化していたのでしょうけど、短編だからヒロインの自立と恋愛に絞れたのが良かったかな。2010/10/10
葉月
0
Cの上2012/03/12
Mari
0
★★★★☆2011/03/23
MOMO
0
いやぁ、とにかくマックス君の白騎士っぷりがみごとなの!そんなマックス君の助力と自制と思いやりに支えられて、クロエちゃんは、スターでありながら母と夫にいいように搾取されるドアマットのような生活環境から脱却を果します。2010/12/26
いきあたりばったり
0
ヒーローの存在がものすごく大きく感じた。2011/01/09