内容説明
妊婦連続殺人犯の少年を担当することになった弁護士の夫・尚彦――。その妻で現在妊娠5ヵ月めの美沙緒は、悪意のドミノが倒されたかのように始まった嫌がらせの連鎖に、恐怖を募らせていく。少年はなぜ妊婦を狙ったのか? 信じていいのは誰なのか? 女と女の果てしない暗闇を描き出す、緊迫の心理サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
47
第一子の出産を間近に控えた主人公のまわりで相次ぐ妊婦殺人事件。その犯人である高校生の弁護を引き受けたのは夫だった。そこから始まった夫へのバッシング。そして、主人公自身も周囲の悪意に翻弄され始める。彼女を陥れようとした人物の正体をめぐるミステリーにもなっているのだが、それよりも、ふとしたことで世間の悪意にさらされてしまう理不尽さに恐ろしくなる一冊。そこに女同士のドロドロまでが加わり、人間不信に陥りそうにもなる。しかしながら、これも現実の一断面。そのもとでいかに生きるべきかを問いかけられているような気がした。2015/05/23
ミユ
39
少年犯罪と言うより女同士の悪意の方が色濃い話だった。なかなか面白く読めたけど、少年犯罪の方はときどき忘れそうになる…。もう少し掘り下げて描いてほしかった気もしました。それにしても加害少年の弁護士の妻(主人公の立場)まで攻撃対象になる一般市民の感覚が恐ろしい。2015/03/27
いろは
36
びっくりしたー!!最初は、未成年による妊婦連続殺人事件の話かと思ってたけど、そこからえげつない方向に発展するんだもん。誰にでもある裏と表の顔だけど、この本の登場人物達が特化してると思いたい。すごい人間不信になりそうな一冊…★★★2019/05/06
ちょこまーぶる
31
読み終わって人間の怖さを感じました。人って環境の影響で攻撃的感情を形成していくものだなぁ~としみじみと感じました。自分にもそういう一面があるのかと思うと・・・。2012/03/10
鈴
24
初・作家さん。悪意が凄すぎて、加害者少年の影が薄かった。性格が悪すぎてついていけない。読みやすく一気に読めたけど。また読んでみたい作家さんではある。2014/08/02
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