内容説明
人に忘れられすっかり力も失い、いまはダンボール箱の中でひきこもり生活を送る少女神様の元に、ある日届いたハガキには、お祭りの成功を願う強い思いが込められていた。お供の八咫烏と共に現地に向かった彼女は……第2回メガミノベル大賞・金賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンジ
9
おまがり様のかわいらしさがまさに神。 二番目はもうちょっと活躍してもよかったかも。 もちろん一番目が良い味を出していたのは言うまでもなし。2011/09/06
タカユキ
6
なんだ幼女モノか?と読み始めたら意外や意外、ガッツリ伝奇でした。メガミ文庫はたまにこういうのが出るから困る。しかし異能にホメオパシーを持ってきて、ただでさえトンデモなホメオパシーを更にトンデモ化するセンスはある意味すごい。2010/10/02
彩雲
5
これは面白かった。メガミ文庫でこのような硬質でしぶい作品が読めるは知りませんでした。世界観、登場人物、文章、イラスト、どれもいぶし銀という印象。しかも萌える。人々に忘れられ、力を失い、記憶さら曖昧になり、拗ねて、ダンボール箱に引きこもる少女神。「人間も神様も嫌い。八咫烏だけいればいいんだもん」というおまがり様が可憐です。そして、まさかの八咫烏。三十代くらいの山伏姿、大切な姫に献身する生真面目で律儀な武士のような八咫烏がとても気に入りました。ところで、「二番目」は石田章の声で読んでしまいました。(w2010/10/04
Ryohmay Runzaki
5
何でこんなに読者が閑散としてるのでしょう?すっごくいい話ですよ?2010/10/01
デート・ア・ライブ
4
「昼も夜も、両手に悪女」がツボに嵌ったのと電子書籍koboで単行書籍で購入。 出だしがストイックなんでアレ?と思うが、読み進むとおまがりさま「儂」と言いつつも結構やんちゃぽいキャラなのでした。ヒロイン的には巫女の斎ちゃん、アキバオタクの衣深さんと面白いメンツですが今ひとつ生かしきれていな(残念)悪役宇宙人の青葉桜と二番目の八咫烏君も活躍し損なってる感。特に桜の顛末はさらっと消えすぎwモッタイナイ。 欲を言えば悲劇のヒロインであり物語のきっかけである斎のお姉ちゃんを復活させて欲しかった。神様だって楽じゃない2012/07/23
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