内容説明
君は母を見失ったのか、長旅を終えたばかりの老婦人を!怒り狂うリードを前に、ダーシィは言葉もなく身をすくませた。敏腕実業家であるリードの秘書に雇われて7カ月、ダーシィは今日、ロンドンを訪れた彼の母親を迎えに行った。確かに空港で会えたのだが、オフィスに戻ってくる途中、老婦人は忽然と消えてしまった。ちょっと目を離したすきに。絶望的だわ――彼の信頼を失ってしまったんだもの。今までひそかに抱いていた彼への想いも、もう叶わない。ダーシィは悲しみをこらえて、首を言い渡される瞬間を待った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
3
⭐⭐ボスと秘書。登場人物が多く人間関係が複雑な割には、ページ数少ないので詰め込み過ぎで入り込めず、いまいち。2014/08/01
糸車
2
脇役のマークが不思議な立場。ヒロインをせっせとデートに誘いながらもヒーローとヒロインの仲を取り持っていて、強引じゃなく紳士的に振る舞い、でも口説く気がない訳でもないみたいだし。ヒロインのトラウマについては、彼女がヒーローと知り合う前のすべてがそこにつながっているのにちまちま小出しにされていて散漫な感じ。逆にヒーローからの誕生日プレゼントについては周囲から思わせぶりに突っ込まれ、当惑顔のヒロイン。でも楽しく読めました。そしてマークがやっぱり不思議な立ち位置。もっと押していたら?と思わずにいられない。2013/10/02
romaco
1
★★★ ぼおっとする事の多い秘書ヒロインと家族が大勢いる社長ヒーロー ヒロインが心あらずになる理由が結構衝撃的で辛い設定だ ヒーローは最初から嫌味炸裂キャラなのに、終わってみれば結構ロマンチック・・・?そんなものを収集してるなんて2013/07/01
nayui
0
★★★☆☆2011/10/05
ひまわり
0
ヒーローの気持ちがよくわからなかった。他の女性と付き合ってたくせに最初から惹かれてた?おかしいでしょうよ。2011/11/21