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内容説明
三十一音で無限の世界を表現できる短歌。恋、家族、老いなどの人生がどう歌になるのか、その技法は? 作法から鑑賞法まで、近現代の秀歌を例にあげながら、平易なことばで短歌の深い魅力を伝える短歌入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
36
三十一文字で様々な表現が出来ることに素晴らしさを感じて読み始めたが、「入門書」としては私には難しかった。ただ、短歌のリズム、言葉の響きが歌の内容と同時に考慮して作歌をする必要を感じた。また歌を詠む時に芯をどこに置くのか、何を芯にするのかが無ければ虚しいだけの歌となる。耳が痛い話だった。入門書を読むのも必要だろうが、歌集をたくさん読む事が自分にとって必要だとおもった。2020/09/18
双海(ふたみ)
12
ていねいに書かれた入門書。お人柄が出ているのかなと思った。歌集を編むことにも触れられていたのがよかったな。2022/03/14
かふ
10
坂井修一の短歌入門書。北原白秋の歌から短歌史に沿って相聞歌の河野裕子とかにつなげていく。短歌史をひもといていくような入門書なんだと思う。理科系畑の論理性はわかりやすい。浪漫派から女性短歌の現実路線。馬場あき子の弟子筋の短歌入門書か?2025/09/22
ほうすう
10
良い本だとは思う。作者の優しい語り口、理路整然とした説明。ただ入門書かと言われるとなんとも言い難い。短歌をよむのにそこまで身構えなくてもいいのではと思ってしまう。これはいい意味も込めてだけどお節介な本。すごく説明してくれる。あれもこれもと。ちょっと興味を持って短歌を作ろうと思った子がこれを読んで実践に役立つかというと難しいし、むしろ大上段に構えすぎて腰が引けると思う。対象がよく分からない本である。2024/09/03
hakootoko
5
ささっと読んでしまった。エッセイが良くできているのももちろんあるんだろうけど、短歌の凝集力がすごい。人間と時代と自然が31文字になっている。2020/11/10
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