東大博士が語る理系という生き方

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東大博士が語る理系という生き方

  • 著者名:瀬名秀明/池谷裕二
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2012/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569791326
  • NDC分類:402.8

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内容説明

20代後半から30代前半の科学者8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージを語る。「なんと世界をわかりやすく説明する学問だろう」と驚いた生物学、世界中のメディアが取り上げたバイオインフォマティクスの研究成果、想像とは大きく違った建築学科の実態、ポスドクに進む覚悟……。さらに監修者二人も対談を行い、研究者を志したきっかけを吐露する。本書の執筆陣の一部には、瀬名秀明氏が講師として科学技術の伝え方を伝授した、「東京大学科学技術インタープリター養成プログラム」の受講生も含まれている。瀬名氏が本書の監修をつとめているのはそのためだ。さらに瀬名氏と同じ静岡出身・薬学専攻の脳科学者、池谷裕二氏も、東大准教授の立場から監修者として参加。二人の意外なエピソードも含め、科学者たちのみずみずしい生の声を知る一冊である。

目次

巻頭対談 「理系という生き方」を選んだ理由
第1章 「なぜ」に答える新しい視点
第2章 理系の中で歴史を学ぶ建築史
第3章 「想像の世界」を「現実の再現」に変える
第4章 絶対的に人類に貢献する研究
第5章 新制度「テニュア・トラック」で特任助教に
第6章 文系から理系へ、そして企業内研究者へ
第7章 工学博士となった後、医学部受験
第8章 東京大学に入ることの意義

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里馬

5
面白かった。東大を目指す中高生向けに書かれたこの本、東大生でも理系でもないし、大学へ入るまで勉強が楽しいだなんて知らなかったから、あの時読んでいれば…って妄想は意味がない。でもでも、始めの二年間で色々多面的に学んで、それから学部、専攻を絞っていくってほんとおうに羨ましい。八人それぞれ刺激的に読みました。2012/06/08

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

4
過去の既読本、追加。みんなキラキラしてるなぁ。なんか別世界の人たちって感じ。2016/09/18

はち

3
ほぼ同世代の人たちが何故理系に行ったか興味がある。実に面白かった。文系は文系で楽しかったけど、社会への貢献度は低いので残念。出てくる科学者は本当に科学が好きなんだろうなぁ。ある意味嫉妬。明らかに文系に片寄った人間やからなぁ…2010/11/06

Sinki

2
8人とも進振り制度をよかったと語る。 2年間の猶予はすごく羨ましい。高校の内容だけで学部を選択させる今の大多数の大学の制度に疑問符を感じてしまう。実際の研究内容とかは、高校程度の知識で想像できるものじゃない事が多いだろう。 高校時代に読んでおけばとも思ったが、高校時代に読んだとしても、東京大学へ進学できるほどの学力はなかったからあまり意味のない後悔だった。2012/02/29

ふねふねこ

1
この本に親に感謝していて裕福という意味ではなく幸福な家族で育っている印象を受けた。×××自分に子供がいたら、研究者になれとは多分言わない。ただ、自然現象の不思議さ、面白さについては伝えたい。私はそれを親から教わりました。お茶を飲んでいる時に、隅っこの方は表面張力で平らじゃないとか、車の内輪差の話とか。博物館に頻繁につれていってくれたり。考えてみると最大の科学のコミュニケーターは親なのかもしれない、て結局、親が重要て結論なのね・・・。2017/01/30

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