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内容説明
「間に合わない人(あまり役に立たない人)」を雇って、みんなきちんと働いて辞めない「安田蒲鉾」。信頼関係で技術革新の荒波を常に切り抜ける「IAM電子」。八ミクロンの紙に型抜きする技術を誇る「丸伸製作所」の社長は、四十を過ぎてから数学を勉強し直し、マシニングをマスターした。本書に登場するのは、そんな無名の会社の普通の人たちである。ただ彼らには、仕事を通して身につけたたしかな哲学がある。それこそが彼らの成長の証なのだ。仕事の本質を見つめ続ける著者がつむぐ、ノンエリートたちの物語。
目次
はじめに 仕事を通して成長すること<br/>普通の人の物語から学ぶ<br/>「あと五年、タイにいたい」―ソーデナガノ<br/>なぜ工場では険悪な顔に出会わないのか―江崎工業<br/>目標は社長を一〇人生むこと―横浜商工<br/>世界発信に必要なのは地域性―ボストンクラブ<br/>海外進出が日本の雇用を守る―東海化成<br/>地場産業×趣味=高付加価値―シアターハウス<br/>「頼まれた人」を雇って、みんな辞めない―安田蒲鉾<br/>本当に社員が幸せな会社―幸伸食品〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
27
何冊ものシリーズとなっている、坂本光司さんの『日本でいちばん大切にしたい会社』とも相通ずる所のある著書だと思う。一般論としても述べられているが、個別企業を紹介しながら会社と社員、経営者の在り方を著している。まずは序章に〈働くということは「暮らしを支え、暮らしを楽しむ」といった、いわゆる生活上の必要性と同時に、「自分はどう生きたいのか」といった問いを抜きには語れない部分がある〉と。また〈人が働く上で最も大切なことは、「達成感」と「他者による評価」である〉とも。食品会社と電子機器の会社の違いも興味深く読めた。2019/08/07
やまちゃん0
0
主に地方の中小企業にフォーカスし、経営者や従業員が生き生きとした姿が描かれている。直接取り入れられることはないが、参考にはなった。特に、若者が虐げられている、の嘘を、数字の見方を変えて解説しているところは、その通りだと思った2015/10/19
tata
0
★★★☆☆2011/03/25
瀬田かおる
0
社員を大切にする会社は成長するんだな。 最後は飛ばし読み。2014/04/14
よねちゃん
0
中小企業の現実の姿をごく自然にレポートしていることがいい。2010/11/09
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