内容説明
本格的な英語と国際教育や寮生活を中心とした教育を通して、国際社会で活躍できる若者の育成をめざし、創設された「スイス公文学園高等部」。生徒たちの生活と、卒業後の進路や彼らの将来像を描くルポルタージュです。
目次
第1章 「KLAS」がスイスにあることの意味(スイス・レザンにあるスイス公文学園高等部 スイスで子どもたちは何を学ぶのか ほか)
第2章 ボーディングスクールで成長する子どもたち(一人部屋でなく複数の集団生活 先輩たちは兄や姉のような存在 ほか)
第3章 「KLAS」が育む人と人との信頼(寮生活で何かが変わる 寮母は常に公平でなければならない ほか)
第4章 「KLAS」から旅立つ国際的な日本人(とても忙しい生徒たち 飛躍的に上がるTOEICの点数 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももの毛ひめ
5
公文の先生が貸してくださいました。半ばPR本ですので良いことばかり書いてあるように思われますが、それを差し引いても、この学校に魅力を感じました。日本の高校では呪文のようになりつつある“自主性、個性”が、この学校では否応なく身についていきそうです。学費はそれなりだけれど、選択肢の一つに入れたい学校です。2013/02/19
しろくま
2
スイスにある公文の高校の話。名前は聞いたことがあったのですかどんな学校かはわからなかったので読んでみました。多くの授業が英語で行われているものの、日本人としてのアイデンティティを確立することを大切にし、人間教育に力をいれているようです。世界中の高校生が集まる模擬国連への参加、ボランティアトリップ、文化旅行、英語ミュージカルなど、魅力も多いです。ただ、卒業生や保護者へのインビューと著者の個人的な感想が中心なので詳しいことはわからないことも。入試、費用面、授業内容などは?公文式の時間はあるようです!2017/03/15
ねこだるま
1
日本での守られた生活から海外での寮生活は刺激と戸惑いもあるけれど今まで自分がしてもらっていた当たり前な事を自分自身でしていき家族や周りの温かさに気付ける貴重な体験をできるいい所だと思います。2015/03/16