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内容説明
「風を引くと定額給付金」「遠山の金さんはウソ」「鼠小僧は本当に義賊だったのか」――。数々の珍令や奇令、治安組織や刑罰の仕組み、驚きの事件や裁判から、江戸の不思議と魅力を読み解く。
目次
第1章 驚きの江戸時代の事件簿(赤穂事件の発端は「妄想」だった? 赤穂浪士の処分をめぐる世論 ほか)
第2章 知られざる町奉行所とお裁きの制度(どこまでの地域が「江戸」だったのか 意外と知らない町奉行所の基礎知識 ほか)
第3章 意外な江戸の治安維持制度(町奉行を凌ぐ権限をもつ「火付盗賊改」 鬼平こと長谷川平蔵の知られざる素顔 ほか)
第4章 世にも恐ろしい江戸時代の刑罰(刑罰の種類と処刑方法 入れ墨を見れば出身地がわかる ほか)
第5章 あっと驚く江戸の珍令集(水茶屋人気にアイドル禁止令 江戸時代の男たちにはなぜ髭がない? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こだま
8
新書はたいてい「はじめに」「おわりに」があるものだと思っていたので、いきなり始まって終わるので戸惑いました。2017/02/12
スプリント
6
大岡越前守や遠山の金さんの真実や赤穂浪士の処分顛末など史実と創作の違いが興味深かったです。刑罰の下りは生々しい表現が多く苦手な人は注意です。2017/06/10
ナツ
4
江戸のお裁きというタイトルから想像するような内容と若干ずれているようにかんじた。犯罪に対しての処罰や死刑の内容、法令(御触書)などを事例にそって紹介しているが、お白州での裁き云々といったのはほとんど言及されてなかった。2015/03/09
読書忍
2
江戸の司法制度について調べたかったので読んでみました。あんまり体系立っておらず、事例紹介が多かったのでそんなに大きく得られたものはないけど、読み物としてはおもろいかもですね。2013/02/03
tokomokomo
2
拷問なんて大嫌いだが、しかし、拷問にも作法があった。(加筆・修正、2017年11月22日)2012/11/01