他人と上手くつきあえない人 - 「きずな喪失症候群」という病

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他人と上手くつきあえない人 - 「きずな喪失症候群」という病

  • 著者名:加藤諦三
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • PHP研究所(2011/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569675107
  • NDC分類:159

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内容説明

親しい人間関係がなぜ築けないのか? 心を打ち明けたつもりが、なぜ嫌われてしまうのか? 本書では、他人との距離感が分からずに悩む《きずな喪失症候群》の人たちの心理を分析。昨日知り合った人に頼みごとをしてしまう。だから断わられる。そして落ち込んだり、恨んだりしてしまう──。あなたはそんなタイプではありませんか? 《きずな喪失症候群》型の人は“時間をかけて友達になる”ということを知らない。親しさを“築き上げる”ということを知らない。その考え方ではまるで、“初対面で異性に肉体関係を求める”ようなものなのである、と著者は指摘する。当人は、自分の態度や考え方の奇妙さに気がつかない点も問題である。その他、このタイプの特徴として、「気軽さとぞんざいの差を区別できない」「相手との対等にこだわる」「偽りに満ちた会話をしてる」などもあげられる。自分を見つめ直すために読んでみたい一冊である。『愛されていないかもしれない症候群』を改題。

目次

第1章 あなたはなぜ避けられてしまうのか(悩みを相談する人を間違えていませんか?;社会の中での自分の位置を知ること;他人の立場を理解すれば救われる)
第2章 愛されている自信がない人たち(“きずな喪失症候群”型の人が生まれる理由)
第3章 手紙で悩みを訴える人たち(何もしなくて「辛い」と訴えている人の心理;素直に自分の気持ちを伝えられないなら;“きずな喪失症候群”型の人の手紙に表われる特徴 ほか)
第4章 幸せになる努力を間違えないために(悩んでいる人の努力の仕方;それぞれの症候群の親子関係;“きずな喪失症候群”型の人の特徴;「愛されていないのかもしれない」と不安を感じたら)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイスマン

16
燃え尽き症候群の人は、人に認められたいという思いが強い。だから無理をして燃え尽きる。 自分を裏切って他人に迎合しても、誰も構ってくれる訳ではない。 自分の努力で人生を築こうとしたのではなく、迎合という安易な方法で人生を築こうとした。 しかし思ったような効果が無かった。だから憎しみを持つ。 自分を良く見せようとする愚かなエネルギーを使うから憎しみを持つ。 悩みを解決する努力とは、周囲の人にも自分にも素直になろうとする努力である。 ハッタリをかます事なく、等身大の自分をありのままに出そうとする努力なのである。2018/08/08

mika_f

3
何度も何度も同じ表現が出てきて辟易。作者はよほど、支離滅裂な手紙に怒りを感じているんだろう。身近に「きずな喪失症候群」と思われる人がいるので、なるほどな~とは思った。幼児期に十分な愛情を受けられず、他人との距離感をつかめない人。「見えないことは存在しないことではない」相手の心が見えない、相手と自分の感じ方の違いが見えないから人間関係でトラブルが発生する。文庫本あとがきの秋葉原殺傷事件の容疑者心理はこれに当てはまるんだなー2013/09/07

Suzu

2
最初から最後まで「きずな喪失症候群」の人間がどんなに迷惑で最低な奴かをまくしたてているだけで読んでいて疲れてしまった。しかも内容が同じことの繰り返しで「はいはい。もう分かりました」と言いたくなる。あなたも読み手の気持ちを考えて書いたほうがいいんじゃないのですか?と言ってやりたい。それときずな喪失症候群からの相談の内容や手紙の書き方がネチネチとしつこく書いてあるが、そういう人をメシの種にしてるんでしょ?そんなに嫌ならそんな仕事をしなければ?今後この人の本を読むことはなさそう。疲れるだけだから。2016/04/12

もっち

2
繰り返しの内容が多く、ずっと怒っているようで読むのに疲れてしまった。自分に気づく心理学は良かっただけに少しがっかりした。2014/01/20

Kashima T.

2
きずな喪失症候群,燃え尽き症候群およびピーターパン症候群について書いている。しかしながら,これらの人々からの著者への相談に対する愚痴・怒りともとれる箇所も多く,また同じ内容の繰り返しが少なくない。結局,この本を通じて何が一番言いたいのか,私には分からなかった。2013/10/20

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