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内容説明
親しい人間関係がなぜ築けないのか? 心を打ち明けたつもりが、なぜ嫌われてしまうのか? 本書では、他人との距離感が分からずに悩む《きずな喪失症候群》の人たちの心理を分析。昨日知り合った人に頼みごとをしてしまう。だから断わられる。そして落ち込んだり、恨んだりしてしまう──。あなたはそんなタイプではありませんか? 《きずな喪失症候群》型の人は“時間をかけて友達になる”ということを知らない。親しさを“築き上げる”ということを知らない。その考え方ではまるで、“初対面で異性に肉体関係を求める”ようなものなのである、と著者は指摘する。当人は、自分の態度や考え方の奇妙さに気がつかない点も問題である。その他、このタイプの特徴として、「気軽さとぞんざいの差を区別できない」「相手との対等にこだわる」「偽りに満ちた会話をしてる」などもあげられる。自分を見つめ直すために読んでみたい一冊である。『愛されていないかもしれない症候群』を改題。
目次
第1章 あなたはなぜ避けられてしまうのか(悩みを相談する人を間違えていませんか?;社会の中での自分の位置を知ること;他人の立場を理解すれば救われる)
第2章 愛されている自信がない人たち(“きずな喪失症候群”型の人が生まれる理由)
第3章 手紙で悩みを訴える人たち(何もしなくて「辛い」と訴えている人の心理;素直に自分の気持ちを伝えられないなら;“きずな喪失症候群”型の人の手紙に表われる特徴 ほか)
第4章 幸せになる努力を間違えないために(悩んでいる人の努力の仕方;それぞれの症候群の親子関係;“きずな喪失症候群”型の人の特徴;「愛されていないのかもしれない」と不安を感じたら)
感想・レビュー
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アイスマン
mika_f
Suzu
もっち
Kashima T.