創元推理文庫<br> 逆回りの時計

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創元推理文庫
逆回りの時計

  • 著者名:藤桂子
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 東京創元社(2010/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488485047
  • NDC分類:913.6

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内容説明

高木あずさは、脳梗塞で倒れたあと寝たきりになっている母に呼び出された。家の権利証と実印を森戸浩二に渡せ、これは償いだと必死に訴える母。億の単位に届く不動産をなぜその男に? 母からは理由を聞き出せず、あずさは仕方なく独力で事情を探り始めた。一方、ホテルのプールで起こった殺人事件の捜査中あずさに接触した菊地は、彼女を通じて貴重な情報を入手。その結果、過去数カ月間に発生していた事件が共通の背景を持つことを見出し、全容の解明に奔走する。練り上げられた筋立てと過去に根ざす衝撃の真相、シリーズ掉尾を飾る長編推理。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひまわり*

17
3つの殺人事件と、母の15年前の「償い」の真実を知るため動く1人の女性あずさと4つの視点が入り組む複雑さに頭を使ったが、なかなか読みごたえあり面白かった。全く繋がりのないところで事件は起き、難なく容疑者もあがった殺人事件が、あずさと繋がったことで1つまた1つと繋がり別の容疑者が浮上してくる。根っこにある15年前の真祖が気になり、読ませてくる。だが、プロローグの切なさに反して、何人も殺害しているのに殺人を犯した狂気や理由もいまひとつ。自分勝手な母親に胸糞悪くなったくらい?パッとしないラストは残念。2024/11/10

kanamori

0
☆☆☆2013/10/20

ptyx

0
★★★2013/04/30

YH

0
あまり後味の良くない結末。最後の菊池の決断だけが救い。2010/12/02

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