内容説明
かつて憧れだった幼なじみのドラムが、伯爵となって帰ってくる。レベッカはその知らせに動揺した。今や彼は誰より憎らしい相手。7年前、出征を明日に控えたドラムが別れを告げに来たとき、彼女は無断で彼の愛馬を駆ったことでひどく咎められ、ドラムの提案により牢獄のような寄宿学校へやられたのだった。いよいよ再会の瞬間、昔とは違う熱い眼差しを向けられ戸惑うが、あの時の仕打ちを忘れられず、レベッカはよそよそしく振る舞う。ところが後日、親代わりの祖父が旅で不在にすることになり、彼女はドラムの後見のもと伯爵邸での同居を余儀なくされ……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
13
筋立ては面白かったけど、ヒロインとヒーローの間のケミストリーは感じられず。 ヒーローが葉巻を庭にポイ捨てする描写、2回あったのが気になった。時代?2021/04/13
ぽこ
6
幼馴染もの。行動的なヒロインがとても良いです。ヒーローへの想いにだんだんと気付いていく過程に読んでてわくわくします。二人のやりとり、ヒーローの見守り感と独占欲もとても素敵だった。何度も読みたい作品。2014/04/14
きき
3
面白かったけど、ヒーローヒロインよりリチャード&エリザベスのほうが清潔で好き。時代が時代だから仕方ないけど、愛人がウロチョロすると生々しくて気分悪い。せめて気持ちに気がついた時点で身辺整理は必要よ〜。2016/06/09
くろうさぎ
2
久しぶりに再読。「消えた子爵夫人」を読みたくなった。2014/03/27
ekdesu
1
★★★★★ キュートなヒロインとそのヒロインが可愛くてしかたがないヒーローのお話。
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